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「医療崩壊」のウソとホント 国民が知らされていない現場の真実
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「医療崩壊」のウソとホント 国民が知らされていない現場の真実

本田宏【著】

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「医療崩壊」のウソとホント 国民が知らされていない現場の真実

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2009/09/18
JAN 9784569771700

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商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2013/04/08

「医師不足」「医療費」「救急、産科、小児科」「医療事故」「保険、教育、福祉」「医療再生」について、広く知らされていない医療現場の仕組みなどの内容をQ and A形式で優しく解説されている。 本書が出版されたのは2009年なのだけども、いま読んでも、なほどと感じる。 著者からの提...

「医師不足」「医療費」「救急、産科、小児科」「医療事故」「保険、教育、福祉」「医療再生」について、広く知らされていない医療現場の仕組みなどの内容をQ and A形式で優しく解説されている。 本書が出版されたのは2009年なのだけども、いま読んでも、なほどと感じる。 著者からの提言も多く、また続編のようなモノを期待してしまう。 ---------------- 【内容(「BOOK」データベースより)】 救急患者の受け入れ拒否、長い診療待ち時間、お産難民の発生……。 日本全国から「医療崩壊」の報告が後を絶ちません。 日本の医療は一体どうなってしまったのでしょうか。 ◎診療所と病院の違いってなに? ◎ふつうはお客さんが多ければ多いほどお店は儲かるのに、待合室に患者さんが溢れている病院がなぜ潰れるの? ◎夜間診療にはちゃんと割増料金を払っているのに、「コンビニ受診」のなにがいけないの? ◎なぜここ数年で一気に医療崩壊が加速したの? ◎大病院が集まる都心部で、なぜ受け入れ拒否が起きるの? これらの疑問にあなたは正しく答えることが出来ますか? 誰にとっても身近な問題でありながら、意外と知られていない医療現場の真実を、 現役医師がやさしく説明します。 ---------------- 【目次】 第1章 「医師不足」についてのQ&A 第2章 「医療費」についてのQ&A 第3章 「救急、産科、小児科」Q&A 第4章 「医療事故」についてのQ&A 第5章 「保険、教育、福祉」Q&A 第6章 「医療再生」のポイント ----------------

Posted by ブクログ

2012/11/03

医師個人の問題ではなく、 そこから表にも裏にも広がるそれぞれの問題が物事をねじれさせているように感じてしまう。 国、政治家、役人、医師会、医局、病院、病人、国民。 責任をどこが誰が担うのか、そういう考え方では前に進めないんだなあ。 メディアや情報を鵜呑みには出来ない世の中になって...

医師個人の問題ではなく、 そこから表にも裏にも広がるそれぞれの問題が物事をねじれさせているように感じてしまう。 国、政治家、役人、医師会、医局、病院、病人、国民。 責任をどこが誰が担うのか、そういう考え方では前に進めないんだなあ。 メディアや情報を鵜呑みには出来ない世の中になってしまったようにも感じるけど、 事実を現実を知って、無知のままでいないように努力していかなければ。

Posted by ブクログ

2012/03/06

最近のドラマでも取り上げられるようになりましたが、医者の数は不足気味のようです、また医者の給料は高く金持ちのイメージが有りますが、医者である友人の生活を見ていても、精神的には24時間営業をしているようで激務だと推定されます。 また医療事故がマスコミによって取り上げられることが...

最近のドラマでも取り上げられるようになりましたが、医者の数は不足気味のようです、また医者の給料は高く金持ちのイメージが有りますが、医者である友人の生活を見ていても、精神的には24時間営業をしているようで激務だと推定されます。 また医療事故がマスコミによって取り上げられることが多くなったことで、医者に対するプレッシャーは益々厳しくなっているようです。 アメリカの視察団が日本の医療システムを参考しようとして、「日本の医師の長時間労働」を目の当たりにして諦めたという記事を読んだことがありましたが、この本では医者が置かれている現状について書かれています。 私も年齢を重ねるにつれて医者にお世話になることが多くなると思いますが、労働者であるお医者さんが元気で働き続けるようにするには、患者サイドも医者に対する姿勢を考えてみる必要があるのではないでしょうか。 以下は気になったポイントです。 ・大手マスメディアが報道する医療情報の多くは、厚生労働省の記者クラブが発表したものである(p8) ・日本の人口1000人あたりの医師数は、2008年OECD平均の3.1人に対して2.1人であり、平均値にもっていくには14万人増やす必要あり(p30) ・医師増員による過当競争を恐れた日本医師会の支持もあり、1987年から2006年まで一貫して(1997年からは削減)大学医学部の定員を抑え続けてきた(p33) ・日本の場合の医師のカウントは、医師免許を保有している人全員をする、アメリカは一定以上の臨床業務をしている人のみ(p39) ・病院に勤務する医師数である「標準医師数」は、1948年にきめられたもので、それから見直されていない(p46) ・日本の医師は80歳以上でも週30時間働いしているが、それは生涯賃金の安さが影響している(p59) ・インドネシア、フィリピンも医師不足、看護婦不足で悩んでいるが日本やアメリカに彼らが来るのは給料が高いから(p65) ・日本はWHOの健康達成度総合評価で世界一にランキング、医療費が安いわりに健康達成度が高いから(p72) ・1992年にアメリカからサリバン厚生長官が日本の国立がんセンターに視察にきたが、1週間で切り上げた、大部屋雑魚寝状態、共同浴室は1950年のアメリカレベルであり参考にならないのが理由(p82) ・日本の医療費は約31兆円だが、他の産業(携帯電話、パソコン:各26兆円、レジャー:70兆円、パチンコ:30兆円)と比較して大きくない(p84) ・日本以外の国の財政赤字は純債務であり資産から債務を相殺したもの、経済学者菊池氏の計算によれば、日本の財政赤字は256兆円程度(p86) ・薬価差益は、薬の仕入れ値と売値の差額であるが、これが病院や診療所の儲けとなっていたが、2008年の診療報酬改定により診療所にとって厳しいものとなった(p100) ・現在の制度では、2週間以内の入院は1日:4280円の加算、15~30日:1920円、それ以降はさらに病院の収入が減ると言う仕組みになっている(p109) ・医療は完全にコントロールされていて医療機関に支払われる診療報酬点数には上限あり、保険外診療をおこなっている美容形成外科は例外(p112) ・アメリカの医師は、一日に診察する患者は多くても10人以内、1回の診察料金は日本の10倍以上、日本の医師は1日の外来で60~100人診察するが赤字ぎりぎりの経営(p113) ・現在の保険システムは、医療者側に過失がないと保険が降りないことになっている、遺族に保険金を払うために報告書に医療ミスがあったような記載をしたのが、「福島県大野病院」事件の真相である(p163) ・責任を問わない代わりにすべての真実を明らかにして、以降の防止策をたてるのが世界の常識、日本は究明と糾明を同時にしようとしている(p165) ・2008年に後期高齢者医療制度を立ち上げて、75歳以上の高齢者保険を現役世代と分離した、保険料滞納世帯が453万世帯、一時は34万世帯が保険証取り上げられた(p184) ・2008年2月、政府がついに医師不足を認めた、従前の2つの閣議決定(1982年:医師数抑制、1997年:医学部定員削減)を見直した(p188) ・日本の救急体制は、薄給の若手医師がアルバイトすることで支えられていたが、新卒後臨床研修制度の導入によりそれが禁止となり救急ができなくなった病院が増えた(p197) ・2004年に新卒後臨床研修制度が始まると、大学医局に想定外の出来事(魅力ある研修プログラムを用意してある有名大学、研修病院へ流れる)が起きた(p199)

Posted by ブクログ

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