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徳川家康 トクチョンカガン(下)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 実業之日本社 |
発売年月日 | 2009/09/19 |
JAN | 9784408535555 |
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徳川家康 トクチョンカガン(下)
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商品レビュー
3.5
5件のお客様レビュー
確かに一気読みした。とくに上巻は読むのがやめられないほど面白い。 「徳川家康は関ヶ原の冒頭で討ち死にし、影武者元信が家康のかわりに戦闘指揮。みごと関が原を勝利に導くが、戦後の混乱を考え、徳川家首脳陣は影武者元信を本物の徳川家康としつづけることとした・・・」 冒頭のプロットはこ...
確かに一気読みした。とくに上巻は読むのがやめられないほど面白い。 「徳川家康は関ヶ原の冒頭で討ち死にし、影武者元信が家康のかわりに戦闘指揮。みごと関が原を勝利に導くが、戦後の混乱を考え、徳川家首脳陣は影武者元信を本物の徳川家康としつづけることとした・・・」 冒頭のプロットはこうなわけだが、いいのこれ? リスペクトとかいう範囲を超えているような。しかし、考えてみればしてはいけない理由もないわけで、肝の太い作者もいるものだ。 しかしこの元信は、朝鮮人捕虜の元信(姓が元、名が信)であったというわけで、この時点からかなりぶっ飛ばしていて、朝鮮の役の復讐のために、豊臣家滅亡を図る。それに対するは、徳豊融和による平和を希求する秀忠と、その優秀な部下柳生宗矩であった。 うーむ、やってくれる。 そりゃ、隆慶一郎だって草葉の陰で苦笑するよ。 ここまで荒業を繰り広げてくれて、しかも読むのが止められないほど面白いのだから些事なのかもしれないけど、いささか脇が甘いな。 壺から出てくる二寸の暗殺者とか、目からビームとか、そういう忍法は不要じゃないかな。 べつに怪力乱神が悪いわけじゃないけど、こういうのはバランスを崩す。 「朝鮮忍者三人組で大坂城に乗り込んだら全部片付くんじゃないの?」 というのは、率直に言って、思う。 それと、下巻になって、大阪夏の陣になってからの記載がダレる。 「自分のことしか考えていない真田幸村」はけっこう好きだけど、これはこれで別の話にしても良かったんじゃないかと思う。 そして、最後の最後のオチは、分かんねえ。 いや、そんな話はなかったような・・・ 言葉だけで「呪をかけた」にしても、ちょっとねえ・・・ とはいえ、膂力でここまで書いちゃう作家さんがいるものなんだ。 面白いから、もっと読もう。
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面白いです 前半のワクワク感こそ、伝奇小説の醍醐味! 荒唐無稽な設定をひねり出し、その前提に 詳細な史実やエピソードを張り合わせる まるで、本来は別の景色を映し出している 写真なのに、多くを貼り合わせると全体が 別の模様になったような不思議な感覚です 忍術を使わないで書け中った...
面白いです 前半のワクワク感こそ、伝奇小説の醍醐味! 荒唐無稽な設定をひねり出し、その前提に 詳細な史実やエピソードを張り合わせる まるで、本来は別の景色を映し出している 写真なのに、多くを貼り合わせると全体が 別の模様になったような不思議な感覚です 忍術を使わないで書け中ったのかな?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
荒唐無稽といえは荒唐無稽だけど、それなりに楽しめました。 ただ、真田十勇士、弱すぎない? どこかで復活するのかと、期待していたんだけど・・・・。サスケの漫画、真田十勇士の人形劇を見てきた人間としては、ちょっと残念。
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