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須賀敦子が歩いた道 とんぼの本
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2009/09/20 |
| JAN | 9784106021930 |
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須賀敦子が歩いた道
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
須賀敦子ゆかりの地を豊富なカラー写真で紹介する本書。とにかく写真が綺麗で、異国の地に魅せられた須賀敦子が、何を見て、ああいった文章を書いたのか、思いを馳せることのできる一冊でした。 坂道や路地、教会に差す光と影、そういうものの合間に何を見つけたのか…… ヴェネツィア大学日本語学...
須賀敦子ゆかりの地を豊富なカラー写真で紹介する本書。とにかく写真が綺麗で、異国の地に魅せられた須賀敦子が、何を見て、ああいった文章を書いたのか、思いを馳せることのできる一冊でした。 坂道や路地、教会に差す光と影、そういうものの合間に何を見つけたのか…… ヴェネツィア大学日本語学科で須賀敦子の講義を受けたというアレッサンドロ・ジェレヴィーニの文章が、本書の終わりの方に寄せられています。 1997年のアントニオ・タブッキと須賀敦子の対談時に話していたこととして紹介されていた言葉が非常に印象的。 「よく、自分は何語で死ぬんだろうと思うのです。(中略)誰かがイタリア語で話しかければ、私も返事をするでしょうし、そうすると私はイタリア語で旅立つことになるのでしょう」 ジェレヴィーニは母語の文章をイタリア語に翻訳することの困難にも言及されていて、そういう面でタブッキとの対談の中でこぼれ落ちた言葉なのだろうとのことでしたが、異国で生きる、異国の言葉を自分の血肉にするというのがどういうことか、考えさせられました。 遺品のコラムも興味深かったです。 素敵な着物・帯の数々! 姪御さんの手に受け継がれたということで、ほっと心が和みました。
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須賀敦子は、全集の1巻と2巻を読んでいる。1巻・2巻には、作品としては、「ミラノ 霧の風景」「コルシア書店の仲間たち」「旅のあいまに」「ヴェネツィアの宿」「トリエステの坂道」が収載されている。 ブグログに書いた全集第1巻の感想にも書いているが、「コルシア書店の仲間たち」は、ウンベ...
須賀敦子は、全集の1巻と2巻を読んでいる。1巻・2巻には、作品としては、「ミラノ 霧の風景」「コルシア書店の仲間たち」「旅のあいまに」「ヴェネツィアの宿」「トリエステの坂道」が収載されている。 ブグログに書いた全集第1巻の感想にも書いているが、「コルシア書店の仲間たち」は、ウンベルト・サバという人の、とても印象的な詩で始まっている。 【引用】 石と霧のあいだで、ぼくは 休日を愉しむ。大聖堂の 広場に憩う。星の かわりに 夜ごと、ことばに灯がともる 人生ほど、 生きる疲れを癒してくれるものは、ない。 【引用終わり】 本書は、須賀敦子がその著作の中で語っている場所や絵画等について、文章と写真で紹介したものである。須賀敦子の作品をより良く味わうためのものであるが、特に写真がとても綺麗であり、作品で読んだ、すなわち、須賀敦子が見たミラノやヴェネツィアやフィレンツェがどのように印象的な場所なのかであることが、少し理解できたように思う。
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須賀敦子さんのエッセー集「コルシア書店の仲間たち」(文春文庫)を読了。 エッセーとは言いながら、極上の連作短編集のようで、至福の読書時間となりました。 こんな重要な作品を読んでいなかったなんて……。 それどころか、自分はこれまで須賀さんを完全にスルーしていました。 本読みとしては...
須賀敦子さんのエッセー集「コルシア書店の仲間たち」(文春文庫)を読了。 エッセーとは言いながら、極上の連作短編集のようで、至福の読書時間となりました。 こんな重要な作品を読んでいなかったなんて……。 それどころか、自分はこれまで須賀さんを完全にスルーしていました。 本読みとしては猛省しなければなりますまい。 というわけで、図書館で本書を借りました。 須賀さんをもっと詳しく知りたいと思ったのですね。 「彼女の目や心に刻まれたものを、撮りおろし写真と貴重な証言でたどり、その作品世界に迫ります」 というのが本書の趣旨。 イタリアの町の写真がとにかく美しく、見惚れてしまいました。 特に、「コルシア」の舞台となったミラノね。 「コルシア」を読んでから、本書に収められたミラノの写真を見ると、いろんなものがこみ上げてきました。 今年は須賀さんの没後20年に当たります。 これも何かのめぐり合わせ、少し追いかけてみようかな。
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