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貧者を喰らう国 中国格差社会からの警告
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2009/09/20 |
JAN | 9784103183310 |
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貧者を喰らう国
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商品レビュー
3.9
10件のお客様レビュー
とても興味深かった。 報道や知人からの伝聞だけではわからない中国社会の一面を知ることができた。 2009年出版の書なので、貧困撲滅政策後の今、この同じ地域がどうなっているのか、興味を持った。 ニュースで伝え聞く、統計データの背景、リアルな姿を、知りたい。
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湖南省で初めて農村調査を行ったときから15年が経った。あの頃と比べると、農村の所得は確実に上昇している。しかし、それにもかかわらず、農民たちの満足感、幸福感はむしろ低下しているように思える。その要因の一つは、相対的な格差の拡大にある。(略)貧困の再生産と格差の固定化を助長する根幹...
湖南省で初めて農村調査を行ったときから15年が経った。あの頃と比べると、農村の所得は確実に上昇している。しかし、それにもかかわらず、農民たちの満足感、幸福感はむしろ低下しているように思える。その要因の一つは、相対的な格差の拡大にある。(略)貧困の再生産と格差の固定化を助長する根幹の原因は、戸籍制度と土地制度にある。この様な差別的制度は一刻も早く廃止すべきであろう。しかし、本書が論じてきたように、事はそう簡単ではない。(186p) こういう本を読むと、中国を社会主義国の一つに数える事にためらいが生じてしまう。13億の人口を抱える国は、彼らを食わすために、戸籍制度を外すことを考えていないのだと阿古氏は言う。要は農村に魅力がないからそうなるのだが、そうやって自由を制限する事で、失うものをどれたけ中国共産党は自覚しているのだろうか。 無視出来ない隣の大人(たいじん)、の今まで見えてこなかった姿を社会学者の眼でレポートした本書は、それだけで貴重である。この若い学者のレポートをまた見たいと思った。
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中国の農村部はまだ差別や所得格差が顕著であり、また戸籍制度の問題や血液ビジネスなどといった実情がある。
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