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NHKスペシャル うつ病治療常識が変わる
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2009/09/17 |
JAN | 9784796671736 |
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NHKスペシャル うつ病治療常識が変わる
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商品レビュー
3.7
9件のお客様レビュー
否定型うつ病の専門家として知られる医師・貝谷久宣 自死遺族同士で互いをサポートする「藍の会」→命のマップ
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TV番組のドキュメンタリーが書籍されたものです。 本になってもテレビ的な印象を受けます。 日本うつ病学会理事長野村総一郎さんが講演会で話している 「医師選びの5ケ条」 1.薬の処方や副作用について説明しない 2.いきなり3種類以上の抗うつ薬をだす 3.薬がどんどん増える 4....
TV番組のドキュメンタリーが書籍されたものです。 本になってもテレビ的な印象を受けます。 日本うつ病学会理事長野村総一郎さんが講演会で話している 「医師選びの5ケ条」 1.薬の処方や副作用について説明しない 2.いきなり3種類以上の抗うつ薬をだす 3.薬がどんどん増える 4.薬について質問すると不機嫌になる 5.薬以外の対処法をしらないようだ 医学的なことの真偽を調べるまで至ってないですが 社会が複雑になり、新しいタイプの病気も出ているようです。 「診察は”この場合はこう”といった、マニュアル的な暗記の知識では 役に立たない。患者の状態を見て、推理しながら話を聞き出していく 生きた力こそ必要」という言葉が心に残りました。 医療だけに限らない言葉として。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
09年に放送されたNHKスペシャルとクロ現の内容に追加取材を加えてNHKの取材班が書き下ろした、うつ病治療の現状についての本。患者さんやそれに関わる方々はもちろんのこと、関係の無い一般の人にも読んでほしい。 日本ではうつ病治療に長い間関心が持たれていなかったこと、もともと専門外の医師が、精神科を標榜して開業することが珍しくないこと。また、現在安全だと処方されている抗鬱剤SSRIの副作用により、攻撃性が誘発され、大きな犯罪にもなったり、自ら命を絶ってしまう恐れがあること。不適切な投薬や、診察した患者数による点数重視の診療報酬制度のため診察時間が短くなってしまうこと。「どこに行くかによって、その人の一生が変わってしまう」ことなど、読んでいて信じられない日本の現状が書かれている。 一方イギリスでは、経済学者が心理療法士を育成することによる経済的効果を説き、労働党が選挙のマニュフェストに認知行動療法を据えた鬱病治療改革案を盛り込み、心理療法士を3年間で3600人育成する国家プロジェクトをスタートさせた。このことから、イギリスの心理療法士は国家資格取得者である。この話を読んで、日本人の自殺率は先進国の中でもトップクラスというデータを思い出した。イギリスではここまで理解があり、施策としてすでに実行されている。それでも日本は先進国と言えるか。 本の中では「マスコミの認識不足と薬の副作用に関する情報システムに構造的な問題がある」ことも指摘されている。患者や医療機関、薬の情報共有、人との絆の構築にこそITの力が活かせるのではないかと考えさせられることが多かった。メディアはこういうことこそ伝えるべきだと思った。 地震など、思いも寄らない事態により身近な人が心の調子を崩してしまうかもしれない可能性はいつだってある。そういう時に、自分も相手の状況を判断できるよう知識を持っていたいものです。
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