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乱舞 改訂新版 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2009/09/25 |
JAN | 9784087464795 |
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乱舞 改訂新版
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商品レビュー
4.6
6件のお客様レビュー
有吉佐和子さんの小説、最近ものすごく惹かれている。たおやかだけどきびきびした緩急のある文体、豊富な語彙で選ばれた言葉たち、様々な登場人物の人間味(一瞬しか出てこない人物ですら目に浮かぶ!)、現実を映し出したような予定調和ではないストーリー…。 今作も一気読み。 前作から更に強く...
有吉佐和子さんの小説、最近ものすごく惹かれている。たおやかだけどきびきびした緩急のある文体、豊富な語彙で選ばれた言葉たち、様々な登場人物の人間味(一瞬しか出てこない人物ですら目に浮かぶ!)、現実を映し出したような予定調和ではないストーリー…。 今作も一気読み。 前作から更に強くなった秋子、ラストの打ち合わせでの采配、大会での口上でのかっこよさは痺れた。 したたかになったことを、「変わったのではない、育ったのだ」というのも素敵。こんな大人になりたい。 そしてこのラスト、満足ではあるけど、風と共に去りぬのような置いてけぼり感!本当は続編もあったんだろうか。母親も妹も必要なものではなくなった壮年期の秋子のその後を読みたかった。
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- ネタバレ
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「連舞」の続編。 思わぬ成り行きで日本舞踊の梶川流の家元夫人となった秋子に、またしても予想外の出来事が襲う。夫の不慮の死により激しい跡目争いが勃発するなか、実子を持たない秋子は迷いながらも自ら家元となる決意を固めていく。 日本舞踊の流派という独特の文化に翻弄されながら、誰一人として頼れる者のいない戦いに、最後は自分の踊りの力で勝ち抜いた秋子。 胸のすく展開の最後に不幸な知らせが用意されているが、それさえも今後も逞しく生きていく秋子の姿を予感させる。
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連舞(つれまい)の続編。 思い出す部分もあるので、連舞を読んでからの方が内容的にはわかりやすい。 続編というより秋子の完結編という感じもする。 有吉佐和子の描く女性は強い。 芯の強さを持っているので、安心して読み進んでいける。 大河・・・・という感じのする小説。
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