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かげろふの日記・曠野 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 1955/09/25 |
JAN | 9784101004037 |
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かげろふの日記・曠野
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かげろふの日記・曠野
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道綱母のお話2編は、ちょっとこの人の性格についていけないなと思ってしまうと読むのが苦痛になりますが、その辺は、出来事よりも主人公がどう思ったかが延々と綴られる形式では致し方の無いことかも。意外に、ほととぎすに入ると楽です。蜻蛉日記では対置される対象だった夫が、今度は、求婚される娘...
道綱母のお話2編は、ちょっとこの人の性格についていけないなと思ってしまうと読むのが苦痛になりますが、その辺は、出来事よりも主人公がどう思ったかが延々と綴られる形式では致し方の無いことかも。意外に、ほととぎすに入ると楽です。蜻蛉日記では対置される対象だった夫が、今度は、求婚される娘に関してどのように振る舞うべきかという点に関しては、同じサイドに立っていることによる、キャラクター配置の変化によるものかも。 孝標の娘のお話(最近、オタク女の元祖みたいなカリカチュアライズが激しいので、そういうビジュアルが浮かんで邪魔なんですが)の方は、まるで芥川のようだ、と思ってしまって、そう評されれば、堀辰雄って喜んだのかなとか妄想。曠野なんて、まるで六の宮の姫君みたいな境遇ですしね。 あ、これも一応、30年前に「風立ちぬ」なんかと一緒に購入したものです。
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