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世界の歴史 第2版(7) 草原の王者チンギス・ハン モンゴル帝国の出現 集英社版・学習漫画
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世界の歴史 第2版(7) 草原の王者チンギス・ハン モンゴル帝国の出現 集英社版・学習漫画

木村尚三郎, 柳川創造, 岩田一彦

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世界の歴史 第2版(7) 草原の王者チンギス・ハン モンゴル帝国の出現 集英社版・学習漫画

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 1986/08/01
JAN 9784082491178

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世界の歴史 第2版(7)

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2016/01/12
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※このレビューにはネタバレを含みます

■第1章は唐の滅亡から始まり、南宋の成立まで。 途中科挙について詳しく描かれますが、 カンニングペーパー入りまんじゅうをばれる前に食べるところが印象に残ってました。 ■第2章からが本番。モンゴル帝国の成立過程です。 扉の地図に描かれたモンゴル帝国に度肝を抜かれた思い出。 イエスゲィの暗殺により没落したモンゴル族が草原を統一を統一するまでの労苦に満ちた道のり。 そして、不義を行ったホラズムのムハメド(ムハンマド)を追いかけ回した結果、大帝国となる。 そして、運命の西夏攻め……テムジン(チンギス・ハーン)の誕生から死まで、 元朝秘史を40ページで総ざらいしている。 ■第3章はチンギスの後継者として三男オゴタイが即位するところから始まる。 父の夢であった金討伐を成し遂げ、矛先はロシア、そしてヨーロッパへ。 しかし、オゴタイの死によって遠征軍は引き上げる。  そして、ついにフビライが登場します。 フビライによって、それまでの遊牧国家から中華風国家へと変貌します。 もちろんマルコ・ポーロも登場します。 大都の様々な文化の混ざった華やかで活気ある風景が描かれます。 しかし、偉大な指導者であったフビライの死後、 元朝は衰えて行き (重税や後継者争い、ハーンの中華化、文弱化などが原因などと言われてます)、 紅巾の乱により、モンゴルはついに北へと帰って行った(滅亡はしていない)。 そして、漢民族の明が成立したのである。 ■第4章は「チムール帝国とムガル帝国」。 チンギスの血筋だと父に諭されたチムールが決起。 馬に木の枝を括り付け、それによって起る土煙でサマルカンドの守兵に 大軍が来たと錯覚させて降参させた。 その後、サマルカンドを足がかりに、中央アジアに覇を唱えました。 また、サマルカンドを整備し、巨大な文化都市にしました。  チムールの子孫バーブルが北西インドにムガル帝国(ムガル=モンゴル)を建てる。 バーブルの孫アクバルが北インドを征服。 アクバルはイスラム教徒だったが、ヒンズー教徒の王女を娶る。 これがきっかけにヒンズー教徒の地位が上がります。  5代目シャー・ジャハーンが王妃を弔うために あのタージ・マハルを建てる。 しかし、その後帝国を最大勢力にしたアウランゼーブの死後急速に衰えました。 ■第5章はトルコ。 セルジューク朝が衰え、分裂後のトルコ民族から、オスマン・ベイが現れ、勢力を広げ、 オスマン・トルコが成立。 ビザンツ帝国(東ローマ帝国)や十字軍と長きに渡り戦い、 ムラト1世、バヤジット1世の2代でバルカン半島を征服。 しかし、同じイスラム教徒のチムール帝国に足下をすくわれる。 バヤジットは捕われ、領土が大幅に削られる。 その後メフメット2世の頃に勢いを取り戻し、 ついに念願のコンスタンティノープルを占領し遷都する (そして、ご存知イスタンブールになります)。 セリム1世がアラブを、スレイマン1世がヨーロッパ、地中海に勢力を伸ばすが、 レパント海戦敗北の頃から徐々に衰えて行った。

Posted by ブクログ

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