新型インフルエンザはなぜ恐ろしいのか 生活人新書

押谷仁, 虫明英樹【著】

• 内容紹介: 大流行の真っ只中にいる私達は、ウイルスに対して何をすることができるのか？そして、このウイルスから人々は今何を学ぶべきなのか？各国の政府の対策。また、日米で政府のとった対応の違いを書く。新型インフルエンザの現場の最前線に立つ2人が問題の深部を解き明かします。また「インフルエンザにかからない暮らし方」で身近なところから予防することが大切です。
• 販売会社／発売会社: 日本放送出版協会
• 発売年月日: 2009/09/09
• JAN: 9784140883013

商品レビュー

2020/02/21

本書は２００９年春、日本のニュースを席巻した新型インフルエンザについての書です。数ヶ月後報道が少なくなったが、海外では感染者が急増、感染拡大の波にみまわれた国々は混乱し悲惨な状態に。当時、日本はタミフルなどの抗ウィルス藥やワクチンが整備され、各国に比べて治療体制が整っていたと。さて、今回のコロナウィルスに対する治療体制は？　細菌性の肺炎には抗生物質の治療があるが、ウィルス性の肺炎にかかると肺が機能不全に。人工呼吸器は十分か？　高齢者の場合感染したことのストレスがきっかけで死亡することが多いとか。ストレスの軽減をいかにするか！　パンデミックを避けるには「外出禁止」「会社出勤禁止」など社会機能の崩壊もある程度やむなしか・・・。速やかに鎮静化することを！