最新ケータイを支える技術 超薄型・高性能の裏側をのぞく テック・ライブ！

西田宗千佳【著】

• 販売会社／発売会社: 技術評論社
• 発売年月日: 2009/10/01
• JAN: 9784774139821

商品レビュー

2021/01/04

だいぶ前の本ですので、今のスマホやフィーチャーフォント比較すると異なる部分も多いですが、当時から1つの携帯を作るまでの艱難辛苦な道のりがインタビュー形式で掲載されています。

開発スタンスは今でもあまり変わっていないようですが、この時代と比べて日本の携帯技術は世界に比べて遅れ、負けてしまったような印象を受けました。
しかし、携帯（スマホ）の技術はその他の電子機器や家電の技術を取り入れているため、その時代時代のテクノロジーの鏡として今後も動向を見ていきたいと感じました。

2019/01/12

2010/7/22　予約 　2010/7/24　　借りる。7/25　いっきに読み終わる。

小さな携帯の中に詰まった、高度な技術。　知れば知るほど、びっくり！　面白い本です。
世界とは、一味違うケータイで、驀進してきた日本の業界。
これからは、世界をターゲットにできるか？

内容と著者は

内容　：
どうして金属を使えないのか？　
“気持ちよさ”を左右する決め手とは？　
ケータイカメラと普通のデジカメの差とは？　
日本の「ものづくり」のこだわりが詰まった携帯電話の技術を紹介する。

著者　：
１９７１年福井県生まれ。フリージャーナリスト。
主要新聞、週刊誌、パソコン雑誌、ウェブ媒体などに寄稿するほか、テレビ番組、雑誌などの監修も手がける。
著書に「美学ｖｓ．実利」など。

2011/07/24

少し前の本をおさらい的に読んだ。取材先でお会いする人なんかも登場するので、不思議な気分。しかも後半、文中に「ケータイ Watch」なんて単語が出てくるもんで思わずお茶を吹いてしまった。

　携帯電話の裏側にあるテクノロジーのアレコレが綴られており、おそらく携帯電話のハード寄りの業界関係者は、うなづきながら読めると思う。ただ、内容の見せ方として1冊の本でないほうが、読者は受け入れ安いのかなとは思う。

　後半にかけての割賦販売とか、iPhoneのビッグウェーブとか、少し前なのにずいぶん昔のことのよう。じいさんになった気分でラットイヤーを実感した次第。

　っていうより、こういうことをもう少し口あたりの良いネタとしてうちもやっていかないと。とか、反省するなど。