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観点変更 なぜ、アトリエインカーブは生まれたか
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 創元社 |
発売年月日 | 2009/09/10 |
JAN | 9784422700236 |
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商品レビュー
4
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知的障碍者の芸術活動を支援する福祉施設、「アトリエ・インカーブ」を設立した著者の、苦悩と葛藤に満ちた半生記である。 アートとデザインそれぞれの役割や福祉と市場の共存について自問自答を重ねながら、著者は福祉・芸術・市場・行政・教育の5つを有機的に繋げる「デザイン」に辿り着く。 次々に現れる問題に悩み、苦しみ、それでも本質に迫ろうともがく著者の姿には、胸を熱くさせられる。
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アトリエインカーブの創設者、今中博之による、自身のアートと福祉に関する考え方を綴った本。 インテリアデザイナーを経てアトリエを設立するまでの過程を踏みながら、 アートと障がい者支援のあり方を探っていく。 アートとデザインの差、なんて話は散々取り上げられてきているが、 作中におい...
アトリエインカーブの創設者、今中博之による、自身のアートと福祉に関する考え方を綴った本。 インテリアデザイナーを経てアトリエを設立するまでの過程を踏みながら、 アートと障がい者支援のあり方を探っていく。 アートとデザインの差、なんて話は散々取り上げられてきているが、 作中においてはブルーノ・ムナーリらの言葉を引用しながら、 アートは意図的には成せない、完全に自分のための表現。 逆にデザインは主観を入れてはならず、他人のためのもの、と表現している。 今の私にとっては最もしっくりくる表現であったと思う。
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