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河川の管理と空間利用 川はだれのものか、どうつき合うか
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河川の管理と空間利用 川はだれのものか、どうつき合うか

吉川勝秀【著】

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河川の管理と空間利用 川はだれのものか、どうつき合うか

定価 ¥3,740

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 鹿島出版会
発売年月日 2009/09/20
JAN 9784306024137

河川の管理と空間利用

¥770

商品レビュー

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2016/11/21

河川空間の利用や占用に光を当てた本(しかも真面目系の)として貴重。 その歴史的変遷等にも触れていて面白いし、占用許可基準(あるいはその前提となるための計画づくり)の考え方は有用。 また、河川空間の利用例としてはやや浅く、下館河川事務所管内(鬼怒川・小貝川)に偏り気味なのも残念。...

河川空間の利用や占用に光を当てた本(しかも真面目系の)として貴重。 その歴史的変遷等にも触れていて面白いし、占用許可基準(あるいはその前提となるための計画づくり)の考え方は有用。 また、河川空間の利用例としてはやや浅く、下館河川事務所管内(鬼怒川・小貝川)に偏り気味なのも残念。 だが、「川の一里塚」等の発想は面白いし、またドイツの高速道路撤去事例等は初めて知った。 河川行政は「整備」から「管理」の時代へ、というのはまさにそのとおりだと思う(空港法と同様の流れ)。 いわゆる一般河川改修は、近い将来ほとんどできなくなるだろうと思う。 そうした中で、スーパー堤防はHWL堤にして越流を許容する仕組みにせよ、とか、あるいは環境面のことも技術基準に組み入れよ、といった「次世代への宿題(申し送り)風」にも感じられるのは良い。 なお唯一残念なのは、長良川決壊(S51)原因に関連して、堤内地地形への留意にかかる指摘がなされていること。これは不正確。 管理を論じようとする以上、そうした水害訴訟関係の記述には正確を期したうえで、さらに充実させてほしかったところ。

Posted by ブクログ

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