![毛沢東のバレエダンサー](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001621/0016218077LL.jpg)
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毛沢東のバレエダンサー
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2009/08/31 |
JAN | 9784198627874 |
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毛沢東のバレエダンサー
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
中国の貧しい農村出身の少年が、毛沢東政権下の激動の時代、政府管理下のバレエ訓練生として数億人の中から選ばれ、想像を絶する練習に耐え、成功し、アメリカへ亡命するまでを描いたベストセラー実話。11歳で親許を離れ、寂しさに耐える主人公が、バレエの楽しさに気づき自信を得てからの成長ぶりが...
中国の貧しい農村出身の少年が、毛沢東政権下の激動の時代、政府管理下のバレエ訓練生として数億人の中から選ばれ、想像を絶する練習に耐え、成功し、アメリカへ亡命するまでを描いたベストセラー実話。11歳で親許を離れ、寂しさに耐える主人公が、バレエの楽しさに気づき自信を得てからの成長ぶりがすごい。当時の中国の生活、共産主義の影響、中国古来の教訓なども勉強になり本当に面白かったです。これが原作となった映画『小さな村の小さなダンサー』も素晴らしいそうなので是非観ねば!
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映画『小さな村の小さなダンサー』の原作となった、リー・ツンシンの自伝。 突然中国政府から西欧の芸術であるバレエを学ぶように言われ困惑するツンシンですが、よき指導者に恵まれてレッスンに励み、次第に頭角を表して行きます。 やがて文革の終焉を期に国を飛び出し、留学生としてアメリカへ。...
映画『小さな村の小さなダンサー』の原作となった、リー・ツンシンの自伝。 突然中国政府から西欧の芸術であるバレエを学ぶように言われ困惑するツンシンですが、よき指導者に恵まれてレッスンに励み、次第に頭角を表して行きます。 やがて文革の終焉を期に国を飛び出し、留学生としてアメリカへ。 本書では幼くして家族と離れる寂しさを乗り越え、迷い悩みつつバレエにのめり込んで行く姿(前半)と、バレエダンサーとしての飛躍と、中国人としてのイデオロギーやアイデンティティーに苦しむ姿が描かれています。 文章の端々や写真の説明などからも、ツンシンの優しい人柄とバレエを愛する気持ちがにじみ出る良作。 彼にとって幸運だったのは中国人の文化や人間性をことごとく破壊する事になった文化大革命が、彼の成長に合わせるように終焉を迎えた事ではないかと思います。 古い因習のままでは彼は西側に留学する事など夢にも思わず、一生を国で終えていたことでしょう。 既にダンサーとしては現役を退いているツンシンですが、ぜひ一度彼の踊る映像を見てみたいです。 映画『小さな村の小さなダンサー』でツンシンを演じる俳優さんはツンシンと同じ舞踏学院の後輩にあたる方だとか。 劇中では彼のシャープな素晴らしい躍りを観る事が出来ます。
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ありがちな文革期暴露ものではなく、「バレエ」のなんたるかも知らない少年が貧困の村から突然北京でバレエを含む舞踏の精鋭としてのスパルタ教育を受け、成長していくノンフィクション。とかく文革期の本は自分がいかに辛酸を舐めたか、もしくはどれだけ文革の舞台裏を知っていたかを誇らしげに書きが...
ありがちな文革期暴露ものではなく、「バレエ」のなんたるかも知らない少年が貧困の村から突然北京でバレエを含む舞踏の精鋭としてのスパルタ教育を受け、成長していくノンフィクション。とかく文革期の本は自分がいかに辛酸を舐めたか、もしくはどれだけ文革の舞台裏を知っていたかを誇らしげに書きがちなのだが、本書は前述の通り、本人の意志など無関係にいきなり国都へ連れて来られてバレエをはじめとする舞踏の教育を受けた11歳の少年が、いかにしてバレエという芸術に目覚め、かつ故郷の村から北京、そしてアメリカと、徐々に徐々に“井の中の蛙”だった少年の“井戸”が大きくなるにつれ、どのように自分が生きている社会について眼差しが変わって行ったかを自然に描いている。久々に中国のノンフィクションものでの(自分の中での)ヒット。
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