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水神(下)
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水神(下)

帚木蓬生【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2009/08/27
JAN 9784103314189

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みんなの感想まとめ
  • 歴史小説
  • 農村の奮闘
  • 水の恵み
  • 群像劇の人々
  • 老武士の選択
  • 未来への尽力
  • 地域の絆
  • 熱意と苦労
  • 筑後川の物語
  • 地に足つけたリアリティ

歴史小説として、九州の貧しい農村で水を引くために奮闘する庄屋たちの姿が描かれています。筑後川の恵みを受けられない台地の農村で、命がけで堰を築く5人の庄屋たちの苦労や熱意が、周囲の人々との絆を通じて鮮明に表現されています。特に、老武士・菊竹源左衛門の存在は印象的で、彼の最期の選択が庄屋たちの命を守るためであったことが、深い感動を呼び起こします。劇的な展開はないものの、時代と場所に根ざした人々の群像劇が、地に足をつけたリアリティで描かれており、未来の世代のために尽力する姿勢が心に響きます。全体を通じて、歴史の中で生きた人々の真剣な姿勢が、読者に強い印象を与えます。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2025/05/06

 筑後川が近くに流れるけれど、台地にある農村にはその恵みはなく、貧しいまま。田んぼに水を引くために、堰を築く5人の庄屋達の、史実に基づいた話。  この小説も感動。5人の庄屋は勿論素晴らしいのですが、郡下奉行の老武士、菊竹源左衛門(小説上の架空の人物)が特に素晴らしい。彼の姿に、...

 筑後川が近くに流れるけれど、台地にある農村にはその恵みはなく、貧しいまま。田んぼに水を引くために、堰を築く5人の庄屋達の、史実に基づいた話。  この小説も感動。5人の庄屋は勿論素晴らしいのですが、郡下奉行の老武士、菊竹源左衛門(小説上の架空の人物)が特に素晴らしい。彼の姿に、イエス・キリストを私は想った。  彼は最後切腹をするのだけど、それは5人の庄屋の命を守るため。その彼の遺言でもある嘆願書が心にしみた。  帚木蓬生さんの小説はこれが2作目。初回の『天に星 地に花』もこの『水神』も心打たれました。

Posted by ブクログ

2020/10/04

劇的なストーリー展開、というのはないけれど、 その時代、その場所で懸命に生きた人たちの群像劇、という感じ。 地に足をつけて、今を生きるため、そして未来の世代のために、力の限りを尽くす姿が魅力的。

Posted by ブクログ

2018/11/27

九州、筑後川沿いの貧しい農村に水を引くための堰を築く庄屋達の苦労を描いた歴史小説。土地が、川の水面より高いため、農業用の水さえ川の水を汲んでいるような農村では、よい米どころか、稗や粟でさえも作るのが難しい。筑後川のような大きな川を堰き止め水を引くのは、とてつもない大工事で、財政の...

九州、筑後川沿いの貧しい農村に水を引くための堰を築く庄屋達の苦労を描いた歴史小説。土地が、川の水面より高いため、農業用の水さえ川の水を汲んでいるような農村では、よい米どころか、稗や粟でさえも作るのが難しい。筑後川のような大きな川を堰き止め水を引くのは、とてつもない大工事で、財政の苦しい藩も簡単には動かない。農民苦しい状況を改善するため、命がけで立ち上がった5人の庄屋を、紆余曲折を経ながらも、農民、武士、商人達が支え、結局完成させる。貧しい農民達の姿や庄屋達の並々ならぬ熱意とそれを一生懸命支える老侍の描写は鮮明で、感動させられた。

Posted by ブクログ

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