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夜は一緒に散歩しよ MF文庫ダ・ヴィンチ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | メディアファクトリー |
発売年月日 | 2009/08/25 |
JAN | 9784840128896 |
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夜は一緒に散歩しよ
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商品レビュー
3.3
10件のお客様レビュー
子どもの描く絵の不気味さなどは端的なタイトルや描写でよく表現できていた。 文章は平易で読みやすく、生理的な嫌悪感を刺激するのも上手い。担当の不潔な風貌など、非常にいやらしく書けていた。 スプラッタな描写でこれでもかと畳みかけてくるより、外堀からじわじわ埋めていくようなうそ寒さを感...
子どもの描く絵の不気味さなどは端的なタイトルや描写でよく表現できていた。 文章は平易で読みやすく、生理的な嫌悪感を刺激するのも上手い。担当の不潔な風貌など、非常にいやらしく書けていた。 スプラッタな描写でこれでもかと畳みかけてくるより、外堀からじわじわ埋めていくようなうそ寒さを感じる。 中盤(主人公が亡妻の部屋で例のアレを発見するまで)は怖かったのだが、それ以降のどんでん返しで少し冷めた。 青い顔の女の正体が実は……という展開は意外性があって面白かったが、え、そっち行くの??とカテゴリをスライドできなかった。幽霊が出てくるホラー路線と思いきや超自然な方向へ滑っていくので、そこで梯子を外されると「アレッ?」となる。 狭義のホラーにこだわらず、幽霊もクトゥルーもなんでもありな読者向け。 担当の行方など明らかにされてない謎も多く、ラストは後味悪い。 まあホラー小説は後味の悪さもウリなのだが、冒頭の記事を読み返すと、結局指輪は取り戻せておらず本文と矛盾が生じる。それともあの水死体は実は……と、考えれば考えるほど薄気味悪くなる。
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著者初読み。妻を亡くした卓郎は、作家業を続けながら一人娘の千秋と暮らしていた。母を亡くして以降、奇妙な絵を描き続けるようになった千秋は、ある日顔の青い女の絵ばかりを描くようになり「ママ」と呼び始めた...。タイトルの和やかさからは想像出来ない恐怖が詰め込まれている。暗くて悪臭が匂...
著者初読み。妻を亡くした卓郎は、作家業を続けながら一人娘の千秋と暮らしていた。母を亡くして以降、奇妙な絵を描き続けるようになった千秋は、ある日顔の青い女の絵ばかりを描くようになり「ママ」と呼び始めた...。タイトルの和やかさからは想像出来ない恐怖が詰め込まれている。暗くて悪臭が匂ってきそうな家、何処からともなく降り注がれる誰かの視線...。子供が明らかに異常な執着を見せているのに卓郎の呑気さにイライラしたり、最後のオチは想像出来てしまう展開だけど面白かった。「もぎぃ」って聞こえてきそうで怖い。
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とにかく不穏な空気が読んでいる途中から漂い祝山を読んだ時の様な不気味さ。けど、どんどんページをめくり先はどうなるんだろうと読み進めてしまった。最後のオチはどこかて見た様な感じだったけど途中の夢に出てきそうな気持ち悪さは、仄暗い水の底からとか、着信アリとか。不条理な感じがとても怖か...
とにかく不穏な空気が読んでいる途中から漂い祝山を読んだ時の様な不気味さ。けど、どんどんページをめくり先はどうなるんだろうと読み進めてしまった。最後のオチはどこかて見た様な感じだったけど途中の夢に出てきそうな気持ち悪さは、仄暗い水の底からとか、着信アリとか。不条理な感じがとても怖かった
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