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モグラ博士のモグラの話 岩波ジュニア新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2009/08/22 |
JAN | 9784005006342 |
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モグラ博士のモグラの話
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モグラ博士のモグラの話
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
タイトル通りの本で、読みやすい。学者としてエリート街道まっしぐらというわけではなかった著者の経歴にも親しみが持てる。 文章は上手くない。モグラの「生きざま」って何度も出てくるけど、「生態」でよくないか。 モグラが安っぽいロックスターになったみたいな。 読んでみて、著者のモグラに対...
タイトル通りの本で、読みやすい。学者としてエリート街道まっしぐらというわけではなかった著者の経歴にも親しみが持てる。 文章は上手くない。モグラの「生きざま」って何度も出てくるけど、「生態」でよくないか。 モグラが安っぽいロックスターになったみたいな。 読んでみて、著者のモグラに対する情熱は感じられるし、モグラ自体も興味深い生き物だとは思ったが、まだまだ未知の部分が多く、この本だけで「モグラって面白い!」というところまでは行かなかった。 それに…学者としては当然なのかもしれないし、著者の素朴な笑顔の写真を見ても、悪い人とは全く思えないのだが、捕まえたモグラは、全部殺してるんだよね…。 モグラの生態どころか、分け方さえ途上の段階なので、染色体やDNAをフレッシュなうちに観察し、標本として取っておくということは理屈として理解できるけれど、できれば殺さないで欲しいと思ってしまうのは素人だから? モグラの受難の時代が早く終わるよう、モグラに「交尾・出産シーンを学者に見せてやれよ!」と大声で呼びかけたい気持ちになった。
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学生用(小中学生か、高くとも高校生?)なんだけど。 でも、大人でも興味深い内容が網羅的にカバーされているなー。 モグラの研究に人生捧げる人。 そりゃいるよなー!って。 あまり考えたことなかったけど。面白かった。 日本にも、普通に農害になるくらいいるらしいけど、よく考えたら見たことないな。日本ってなんであんなにモグラがモグラたたきだったりアニメだったり出てくるのか。確かに不思議。 興味深かったのは、モグラにも尻尾があるんだ、ってこととか、モグラの毛が実はハムスターみたいに柔らかくてふわふわなんだ、ってこととか(カモノハシとかみたいなごわごわ系を想像していた)、モグラ研究者になるためにはまずは捕まえるプロになることが重要でそのためにモグラ捕獲器を使ったり時には待ち伏せて素手で取るんだ、って話とか。モグラ塚なるものが出来上がる(そしてそれ故モグラたたきのような頭だけ出す形態というのは基本あり得ない)んだ、ってこととか。 今この時代にあっても、まだまだ新種って見つかるんだなぁってこととか。あ、あと、モグラの耳は穴だけ、とか、目は皮膚で覆われていて使い物にならないんだ、とか。いろいろ知らなかった(というか考えもしなかった)事実。 普段意識しない世界過ぎて面白かった。 しかもちびっこ向けのおかげですごいサクッと読めて。お勧めっす。
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モグラと聞いて思いつくのが、モグラたたき、ミミズ好きというくらいか。形からしてネズミの親戚かと思っていたら、著者曰く、モグラとネズミは、相当違っているという。モグラは、ミミズや虫を食べる点で「肉食系動物」であり、その一方、ネズミは、木の実や葉っぱを食べるので「草食系動物」と言える。 暗い所にいるくらいだから光に弱く、地上にいるときはタモリのようにサングラスが必要なのかと思ったらそれも違っていた。目は皮膚に覆われていて、光を感じることができないそうだ。 ネズミと言えば、最近、東京メトロ日比谷線の日比谷駅の改札付近で見かけた。ちょうど階段を降りている途中で、地面を丸い物体がさっと通り過ぎる姿を見て、ネズミだと分かった。ずいぶん丸々とした「メタボ」ネズミだった。近くに、ザ・ペニンシュラホテルやちっと歩けば、帝国ホテルがあるので、いいものを食べているに違いない。もしかしたらモクモク羊よりもグルメかもしれない。 あの今話題になっている尖閣諸島にも「センカクモグラ」というモグラがいると書かれている。ヤギが繁殖して数百頭にまで増えて、植物を食い漁り、環境を破壊していると指摘している。その上、気温が上昇しているので、モグラも影響を受けて、センカクモグラはモグラ科の中で、危機的な状況にあると述べている。 この岩波ジュニア新書は、中高生向けに書かれているので、読みやすかった。モグラ博士のさらなる活躍を期待しています。
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