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運命の騎士 岩波少年文庫594
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2009/08/18 |
JAN | 9784001145946 |
- 書籍
- 児童書
運命の騎士
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運命の騎士
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商品レビュー
4.6
10件のお客様レビュー
故郷も家族もいない孤児のランダルと心優しいベービスを中心に描かれるお話です。イギリスを舞台としておりこの時代におけるイギリスの文化、慣習そして歴史を学ぶことができます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
11世紀末から12世紀はじめにかけてのイギリスを舞台に、犬飼の少年・ランダルが騎士になるまでを描児童文学作品。 同作者の『炎の戦士クーフリン』を読んだことがあるけれど、もはや神話の時代ではないからか、本作の方が文体に優しさを感じる。それでもやはり硬派で美しい文章だから、読んでいて心地良い。
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ローズマリ・サトクリフ『運命の騎士』(猪熊葉子訳,岩波少年文庫2021年5月第4刷)の感想。 ノルマンコンクエストから数十年後のイングランド、孤児で犬飼いのランダルはふとしたきっかけから数奇な運命をたどる。 少年の成長とブリテンの歴史を絡めた物語はサトクリフのいつもの手法で描か...
ローズマリ・サトクリフ『運命の騎士』(猪熊葉子訳,岩波少年文庫2021年5月第4刷)の感想。 ノルマンコンクエストから数十年後のイングランド、孤児で犬飼いのランダルはふとしたきっかけから数奇な運命をたどる。 少年の成長とブリテンの歴史を絡めた物語はサトクリフのいつもの手法で描かれ快い。勇気や友情の他、負の感情に捕らわれるランダルの心理もしっかりと伝わってくるので一層親しみを覚える。象徴的な赤い琥珀の存在も強い印象を残す。 端端の描写から時代背景、風土、人人の暮らしなどが伝わってくるのも巧み。私は犬や馬と暮らした事が無いが、その辺りも読者の記憶を喚起させるように描かれているのだろうと思う。 原題は"Kight's Fee" 直訳すれば騎士の封地というところだろうか。故郷とは何かというのがテーマの一つになっていると思う。 読み終えて振り返ると離れがたい故郷のような、そんな素敵な読後感を与えてくれる作品だった。
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