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運命の騎士 岩波少年文庫594
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運命の騎士 岩波少年文庫594

ローズマリ・サトクリフ(著者), 猪熊葉子(訳者)

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運命の騎士 岩波少年文庫594

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2009/08/18
JAN 9784001145946

運命の騎士

¥550

商品レビュー

4.5

13件のお客様レビュー

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2026/06/12

12世紀頭のイングランド。イングランドを征服したノルマンディー公ウィリアム1世が亡くなり、息子たちが王位を巡って争っていた時代。 孤独で夢も希望もない孤児の少年ランダルは、騎士見習いのべービスと出会い、彼の従者となり、やがて騎士になる。少年たちの成長と友情、青春を描く人間ドラマ...

12世紀頭のイングランド。イングランドを征服したノルマンディー公ウィリアム1世が亡くなり、息子たちが王位を巡って争っていた時代。 孤独で夢も希望もない孤児の少年ランダルは、騎士見習いのべービスと出会い、彼の従者となり、やがて騎士になる。少年たちの成長と友情、青春を描く人間ドラマ。ロマンスはない。ラストは切ない。

Posted by ブクログ

2025/03/16

「太陽の戦士」のサトクリフの作品。 日本語のタイトルはよく似ていますが、話は全く違って、こちらは戦いの場面は最後だけで(そこがクライマックスではありますが)、全体的には一人の少年が、人との出会いによって成長する様子が描かれています。 少年ランダルの、主人となった騎士ダグイヨン...

「太陽の戦士」のサトクリフの作品。 日本語のタイトルはよく似ていますが、話は全く違って、こちらは戦いの場面は最後だけで(そこがクライマックスではありますが)、全体的には一人の少年が、人との出会いによって成長する様子が描かれています。 少年ランダルの、主人となった騎士ダグイヨンに対する気持ちの変化、そしてランダルと、騎士の孫のベービスとの友情に心打たれます。 「ランダル―そんならおまえはこのわしを愛しておったのかね?」 「半分うえかかったむさくるしい犬ころをひろいあげて猟犬に仕立て、炉端の仲間になさったんです。しまいにはどんなばかな犬だって主人を愛するようになりますとも!」ランダルはほとんど反抗するようにいいながら泣いた。 最初は人の名前か土地の名前か犬の名前か(!?)わからないまま、「物語のまえに」だけは何度も戻って読んでいましたが、途中でさすがに名前を書き出して人物関係を整理しました。 「太陽の戦士」でも書きましたが、人物紹介だけでもあると、より子どもに勧めやすいと思います。 映画で中世騎士の戦いの姿は見たことがあるので想像もできましたが、その知識がないと難しいかな。 この物語の背景となっている戦いや叛乱はすべて歴史上の事実であるとのことで、イギリスの歴史ももっと知りたくなりました。 小学校高学年以上におすすめ。

Posted by ブクログ

2025/02/25

中学生の頃に読んでから、うん十年ぶりに再読。何度読んでも最高にサトクリフで素晴らしい。 匂いまでしてくるような精密な暮らしの描写。古き信仰を内面化して生きる人々の在り方。嵐のように人々を巻き込み薙ぎ倒してゆく戦場。歴史に翻弄されつつも矜持を失わない誇り高い人々。 読んでいて眩暈が...

中学生の頃に読んでから、うん十年ぶりに再読。何度読んでも最高にサトクリフで素晴らしい。 匂いまでしてくるような精密な暮らしの描写。古き信仰を内面化して生きる人々の在り方。嵐のように人々を巻き込み薙ぎ倒してゆく戦場。歴史に翻弄されつつも矜持を失わない誇り高い人々。 読んでいて眩暈がしてくるようだ。 決して子供騙しのハッピーエンドでは無い。美しい荘園も何度も危機に襲われる。人と人とは純粋に善意だけで繋がれるとは限らない。歴史は善意とは無関係に事を進めてゆく。 けれど、私たちはその中で生きていくしかなく、だからこそ何を己のよすがとして生きるのかが大切なのだと、そうサトクリフはどの作品でも真っ直ぐに問うている。 中学生、高校生くらいのうちに是非読んで欲しいと思う。 あと蛇足だけれど私のファンタジーの源流はサトクリフのローマンブリテン三部作だな。

Posted by ブクログ

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