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オバマ大統領がヒロシマに献花する日 相互献花外交が歴史和解の道をひらく 小学館101新書
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オバマ大統領がヒロシマに献花する日 相互献花外交が歴史和解の道をひらく 小学館101新書

松尾文夫【著】

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オバマ大統領がヒロシマに献花する日 相互献花外交が歴史和解の道をひらく 小学館101新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2009/08/08
JAN 9784098250394

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商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2015/06/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この問題は非常にデリケートで いまだに解決を見ていない問題です。 歴史的事実も確定していない、という ところからして、いかにこの行為は 愚かしく、くすぶり続けるものかがわかります。 日本はご存知の通りで いまだにこれらの問題を満足のいくものに 解決はしていません。 そもそも国内ですら本の内容の始末です。 根本的にいけない状態なのです。 少し記述に(してやれる)的な内容が でてくるのは気になりましたが 知ることのできないであろう事柄がたくさん出てきたことは 有意な1冊となりました。

Posted by ブクログ

2011/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 戦後六十余年、未だに日本とアメリカ、そして中国、韓国などアジアの国々との間で燻る、戦争責任、戦後賠償をめぐる「歴史」問題。 いま「歴史和解」のために何が必要なのか。 日本と「アメリカという国」のすれ違いを描いて第52回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞したジャーナリスト松尾文夫氏がたどり着いた打開策とは―。 戦後五十年の節目の年(一九九五年)にドイツと英米の間で行われた鎮魂と和解の儀式「ドレスデンの和解」に着目した松尾氏は、日本版「ドレスデンの和解」ができないか、ケジメをもとめた旅に出る。 [ 目次 ] プロローグ 戦争を知る最後の世代として 第1章 「道義的責任」のインパクト 第2章 ドレスデンという発信地 第3章 コベントリー、ゲルニカ、ケルン 第4章 アメリカとのすれ違い 第5章 ドイツと日本、これだけの違い エピローグ 相互献花外交の推進 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted by ブクログ

2009/09/22

戦後和解ということが言われる。筆者はドイツのドレスデンの夜間無差別爆撃の鎮魂50周年の記念行事に旧連合国軍のアメリカとイギリスの代表が参加したことに大きなショックを覚える。それと同時にオバマ大統領のヒロシマへの献花、日本の首相のハワイ、アラバマ記念館への献花を提案する。こうしたこ...

戦後和解ということが言われる。筆者はドイツのドレスデンの夜間無差別爆撃の鎮魂50周年の記念行事に旧連合国軍のアメリカとイギリスの代表が参加したことに大きなショックを覚える。それと同時にオバマ大統領のヒロシマへの献花、日本の首相のハワイ、アラバマ記念館への献花を提案する。こうしたことはもちろん加害の側がまずやるべきことであるが、やられた側にも未来を据えた広い寛容の心をもつことが望まれる。ドレスデンの追悼記念行事では、第二代統一ドイツ大統領ヘルツォークが、文明の起源に遡る人間感情の表現としての死者に対する哀悼の気持ちが述べられた。そして、生命は生命で相殺できないことが強調された。ドイツがイギリスに無差別攻撃したその報いとしてドレスデンがやられたとしても、それはおあいこにならないということである。筆者はこれが日本と中国、日本と韓国の間にも広がればと望む。ぼくも同感である。それには、被害にあった方が広い心で、死者を悼むという気持ちをもたなくてはならない。おあいこの精神ではいつまでたっても和解はできない。

Posted by ブクログ

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