トーマの心臓 ダヴィンチブックス

森博嗣【著】, 萩尾望都【原作】

• 内容紹介: 萩尾望都の名作コミックを森博嗣が小説化！ユーリを慕っていた、トーマという美しい下級生は手紙を残して死んだ。ユーリと同室のオスカーは、最近不安定なユーリの心に、トーマの死がまた暗い影を落とすのではないかと憂慮する。そんなオスカーの前に現われた転校生・エーリクはトーマにそっくりだった…。愛と孤独、生と死に苦悩する若者の内面を、森博嗣的世界観で描いた傑作。
• 販売会社／発売会社: メディアファクトリー
• 発売年月日: 2009/07/30
• JAN: 9784840128674

商品レビュー

2024/09/12

原作読んでいたらもっと理解が深まったのだろうか。

察することはできるけど、なぁ。。。

1番わからなかったのがエーリク→ユーリの感情の移り変わり。読み解けなかった。。。

でも、面白いと思ってスラスラよめちゃったのも不思議。

2024.9.12
140

2023/07/08

漫画として名前だけは知っていたが、まさか小説として初めて触れることになるとは思わなかった。森氏の文体と人物描写はそこまで好きでもないし、恐らく原作通りであろうストーリーもやや陰鬱で、それでもおもしろく読み終えてしまえたのだから、さすがに作品としては完成度が高いのだと思う。

2018/10/27

原作とは設定が違うけれど、そこに意義がある。
本当に綺麗な物語だった。

これは受け付けない人もいるんだろうなと、感想を検索してみたら、主に萩尾望都ファンが批判していて、やっぱりなと思った。
確実に森先生はそう言われることも織り込み済みだっただろう。