狂おしい夜を止めて シャレード文庫

杏野朝水【著】

• 販売会社／発売会社: 二見書房
• 発売年月日: 2009/07/25
• JAN: 9784576091105

商品レビュー

2012/04/24

塾講師×翻訳者。
同級生再会モノ。
霞の弱さと強さが色々愛おしい。…のだけれど、翼君の出来た子っぷりと、霞の仕事振りが謎。作家さんならばともかく翻訳の人ってこういう仕事の仕方なのかしら。

2011/06/20

塾講師 Ｘ 翻訳家　同級生　再会

俺の体をこんな淫乱にしたのは、あいつなのだ
この気持ちは恨みなのか、いまだ残る恋情なのか……
この体に因果な欲情を植えつけた恭平と、
15年の歳月を経て再会した霞は…。
霞は俺のものだ――親友だった恭平から告白され、
すべてをゆだねた高校時代。しかし想いの分だけ激しく求め合い愛し合った日々は、いつしか周囲に知られてしまう。恭平の未来を守るには関係を断ち切るしかないと考えた霞は手酷く恭平を振るが、その痛みは返す刀で霞を傷つけ、心に消えない爪痕を残し……。
あれから15年。甥っ子・翼の父親代わりをする一方で一夜限りの恋を続ける霞の前に、翼が通う塾の講師として現われたのは、包容力と
大人の魅力を増した恭平で――。

読書家だっていうだけで翻訳家になれるのか？とも思ったけど、
まぁそこはスルーして(笑)
好きなのに相手に嫌われるように別れるのって辛いなぁ～
今もずっと引きずってて、唯一息子だけが心の拠りどころなのも辛い。

2010/05/15

同級生の再会もの。
過去に親バレした二人が、塾の先生と保護者として出会うという話。ちょーうじうじした主人公（受）と暴走＆嫉妬深いカップルが好きだとよいかと。
個人的にはこんな翻訳者いるか？という全然本筋と関係ないところで引っ掛かってしまいました。