やさしくわかるIFRS 国際会計基準のしくみから企業への影響、対応策まで

伊澤賢司【著】

• 販売会社／発売会社: 日本実業出版社
• 発売年月日: 2009/07/25
• JAN: 9784534045775

商品レビュー

2011/02/10

近日おそらく完全導入される国際会計基準によって影響を受ける変更がまとめられている。
日本基準をよくご存じない方でも読めると序文にあったが、さすがに知識不足だった。勉強してからもう一度読みたいが、それをやらないと読みこなせないのは序文にやや偽りありかと。
読み取れたのは、原則・時価主義、投資家のための細かな分類と記載、例外による簡素化の排除、経常利益がなくなる、出荷基準で売上計上できない、のれんの計上。

2010/11/13

IFRSが導入されることで、会計はどのように変わるのか？
企業はどのような対応をすべるべきなのか？
一つ一つの科目に焦点を当てながら、やさしく解説する。

IFRSの導入が近づいてきたため、一応読んでみました。

それぞれの解説はだいぶさらっと書かれていますが、全体を知るにはこれくらいで丁度いいかと思います。
ただ、ちゃんと記憶の引き出しを開けて、会計基準の内容を思い出しながら読まないと目が滑るので、読むのにはちょっと時間が掛かりました。（150ページ程度の本にしては）
そしてすぐ忘れるだろう予感があるので、自分はもう一度読む必要があります。

日本基準との比較も行いながら書いてあるので、日本基準のほうをあまり知らなくても、この本で学んでしまおうという気概があれば全然問題ないと思います。
IFRSの入門書として、適度な重さかと思いました。

2010/03/03

会計について詳しいわけではないが、ある程度の知識があれば、IFRSとは何なのかというのと、何がどう変わるのか、ぐらいはすんなりと理解できるかと思う。