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作家と戦争 城山三郎と吉村昭 新潮選書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2009/07/24 |
JAN | 9784106036446 |
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作家と戦争
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両作家の社会への「凜とした姿勢」は今の日本に最も求められるモノ 日本は再び「敗戦」に直面し、改めて「維新」を必要としている その時に必要不可欠なのは「私心なきリーダー」。 本書の主張はすこぶる2020年の状況に合致している なお長く編集者を務めた森史朗氏の文章は秀逸 1.両氏と...
両作家の社会への「凜とした姿勢」は今の日本に最も求められるモノ 日本は再び「敗戦」に直面し、改めて「維新」を必要としている その時に必要不可欠なのは「私心なきリーダー」。 本書の主張はすこぶる2020年の状況に合致している なお長く編集者を務めた森史朗氏の文章は秀逸 1.両氏とも昭和2年生まれ、終戦時に18歳 日本社会の転換期に青春期を過ごし自己を形成した 「社会の仕組み」に対する不信が根底にある 城山三郎は反権力 利用され・犠牲となる大衆への共感 吉村昭はファクトで社会の本質を描き出す その時代の社会の常識への不信がある 2.一流作家への苦労 城山三郎は恵まれている方 一橋大学山田雄三ゼミ 大学講師から作家へ 早くに文学賞を受賞 吉村昭は苦労人 実力は認められるも芥川賞候補4回 ただし受賞していたら純文学に固まっていた 人生は判らない 3.指導者の責任を重く問う ①私心のないこと ②責任を取る覚悟を持つ 宇垣中将は部下を道連れ ③特攻に大義・戦略はあったのか 統率の外道
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著者の森は、吉村昭の文藝春秋の担当編集者だったので、生い立ちや小説家としての吉村昭を知り尽くしている。ページをめくる度に吉村昭の未読の作品に読書欲を掻き立ててくれる一冊となっている。その一つが「総員起シ」である。作家と戦争では、城山三郎と吉村昭が同期であるが故に、生い立ちは異なる...
著者の森は、吉村昭の文藝春秋の担当編集者だったので、生い立ちや小説家としての吉村昭を知り尽くしている。ページをめくる度に吉村昭の未読の作品に読書欲を掻き立ててくれる一冊となっている。その一つが「総員起シ」である。作家と戦争では、城山三郎と吉村昭が同期であるが故に、生い立ちは異なるものの、戦争に対する意識や小説家としての向き合い方に共通しているものを感じる。戦争に対して小説がどうあるべきかを見事に言い当てていると思った。もう一度、吉村昭を味わいたい人にオススメです。
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141227 中央図書館 城山三郎、吉村昭は、ともにコアな文学とは少し異なる領域で、読者を魅きつける力を持つ作品を多く出してきた。ともに昭和二年生まれの戦中派。藤沢周平も同年であったそうだ。三人の鼎談があったら面白かったであろう。
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