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オノマトペがあるから日本語は楽しい 擬音語・擬態語の豊かな世界 平凡社新書474
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 平凡社 |
| 発売年月日 | 2009/07/15 |
| JAN | 9784582854749 |
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オノマトペがあるから日本語は楽しい
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商品レビュー
3.9
17件のお客様レビュー
「オノマトペ」 なんとなくは分かるけれど、詳しくは知らないなあと思って選んだ本です。 新書なのに、軽妙な語り口で気軽に楽しく読むことが出来ました。 予想外に古い時代から存在していたオノマトペ。 特に「愛でる・感じる」視点でフォーカスされた第二章が印象に残りました。 荒木飛呂...
「オノマトペ」 なんとなくは分かるけれど、詳しくは知らないなあと思って選んだ本です。 新書なのに、軽妙な語り口で気軽に楽しく読むことが出来ました。 予想外に古い時代から存在していたオノマトペ。 特に「愛でる・感じる」視点でフォーカスされた第二章が印象に残りました。 荒木飛呂彦さんのマンガなんて、オノマトペの宝庫ではないでしょうか。 『キングダム』の騰将軍の「ファルファル」もそうですよね。 これから小説や漫画を読むときには、オノマトペにも着目してみたら楽しいかもと思いました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
とっても面白かった! オノマトペとは、“てくてく”とか、“がーん”とかの擬音語・擬態語の総称だそうです。知らなかったけど。 この本はそのオノマトペに焦点を当てて、日本語を研究しているものだけど、小難しくなく、読者に話しかけるような感じで、とても読みやすくなっている。 ちょっと古いけど、小島よしおの“オッパッピー”をオノマトペとして分析していたりする。分析の結果“オッパッピッ”でも“オッパッピン”でもダメで、“オッパッピー”が実に絶妙なんだそうである。こんな風にしょうもないことを大まじめに分析したりして楽しめる、大学教授っていい職業だなぁ…。つくづく。 料理本には、“シャキシャキ”とか“こんがり”とか“さくさく”とか、とにかくオノマトペがたくさん出てくる。料理に関するオノマトペについて書かれた章を読んでいて“おお!”と思ったのが、“もったり”という表現。母からケーキの焼き方を伝授されたとき、メレンゲにグラニュー糖を入れて混ぜるとき“もったりなるまで”って母がよく言っていたなぁ…ということを思い出した。 母から教わった“もったり”の感触は、他の言葉では言い表せないなぁ。 他にも自分でオノマトペを作っちゃおう!とか、日本最古のオノマトペとは?とか、とても興味深い内容でした。オノマトペは毎日の生活を豊かにします。思えば私もけっこうオノマトペを多用している。何かするときに言っているような気がする。「ぶんぶん」って言いながらマヨネーズのチューブを振り回したり(遠心力で出しやすくするのです)、「むぎゅぅ!」って言いながら固いビンのキャップを開けたり。 これからも何やかやと言いながら、オリジナルなオノマトペを作って楽しもう^^
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本のタイトル「オノマトペがあるから日本語は楽しい」というのはわかる気がします。 逆に文章や会話の中にオノマトペが一切なくなったら…ちょっと味気ないですね。 ゴルゴ13の「シュボッ」へのこだわりはとても面白かった。
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