迷子のミーちゃん 地域猫と商店街再生のものがたり

木附千晶【著】

• 内容紹介: ある商店街に起きた感動の物語！再開発が進んで寂れてしまったある商店街に住みついていた地域猫のミーちゃんが、ある日姿を消した。ミーちゃんを可愛がっていたみんなが総出で探している内に「ミーちゃん、見つかった？」を合い言葉に、商店街の人々の間につながりが生まれていた。そして、ミーちゃんがいなくなってわかった、小さな存在が私たちに教えてくれたこと・・・。IFF CIAP相談室カウンセラーの著者が綴る、育った街で実際に起きた実話に静かな涙が溢れる。
• 販売会社／発売会社: 扶桑社
• 発売年月日: 2009/07/08
• JAN: 9784594059927

商品レビュー

2015/10/18

映画「先生と迷い猫」の原作本。
さびれた商店街に住みついた地域猫のミーちゃん。
いろんなお店の人からご飯をもらいお世話されていたミーちゃん。
だけど それは全く違って ミーちゃんがいるおかげで
みな豊かな気持ちで毎日を送り、幸福な瞬間を体験できていたと気づく人々。
いなくなったミーちゃん その後どうなったのかなぁ？

2010/01/17

単純な動物による癒し系の話かと思うと、商店街＝地方共同体が開発で崩壊していくにつれて地域猫が転々としていくプロセスと、猫に暴力をふるう不気味な男（らしい）の存在など、相当にハード。口絵に添えられたミーちゃんの写真がなかったら引くくらい。
「再生の物語」というのは、宣伝用で内実とは違う。