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第七官界彷徨 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2009/07/20 |
JAN | 9784309409719 |
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第七官界彷徨
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商品レビュー
3.7
113件のお客様レビュー
とてもロマンチックなお話なのだろうけど、いまいち全体像を把握できなかった。ロマンチック度の濃淡が今の時代や私の経験と違うので、もう一度読み、さらに著者の他の作品を読んで初めて正しく理解できると思う。少なくともはっきりしているのは、それは私側の問題であって、より鋭い感受性やさらなる...
とてもロマンチックなお話なのだろうけど、いまいち全体像を把握できなかった。ロマンチック度の濃淡が今の時代や私の経験と違うので、もう一度読み、さらに著者の他の作品を読んで初めて正しく理解できると思う。少なくともはっきりしているのは、それは私側の問題であって、より鋭い感受性やさらなる読解力が必要であるということだ。恋愛小説を読み慣れている人なら、きっと楽しめると思う。巻末に作者による解説「構図その他」の方が私は面白かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
鳥取にある小さなセレクト書店で発見し、まずカバーデザインに惹かれて購入した本。 優しい文体の内容はずいぶん前に執筆された物語なのにとても新鮮な気持ちで読み進められ、最後まで楽しめた。 空を見つめているのに井戸の底を見るような気分になったり、栗の破片と花粉の色がまったくおなじでその発見に人知れず喜んだり、生活の中であらわれる偶然の感覚や発見に共感して昔も今もあまり変わらないんだなと親近感がわいた。 最後に柳浩六氏が町子にかけた言葉に、今までで1番文字から温もりを感じられた。 そして私は目の前にないなにかを求め、自らの第七官を世に表現する人たちを追っていきたいし、私人身の第七官を大切にしたいと思えた。 また読み返したい本であり、とても好きな物語だった。
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大学の授業で扱い、読んだ。初めて読んだ尾崎翠の作品がこれで本当によかったなと思う。表紙がとってもきれいだから、まずはそれだけでお気に入りになった。本棚をさわやかに彩ってくれる。もちろん、小説の中身もおもしろい。私は主人公の町子が従兄の三五郎に赤い髪を切られ、切られたあとに散ったそ...
大学の授業で扱い、読んだ。初めて読んだ尾崎翠の作品がこれで本当によかったなと思う。表紙がとってもきれいだから、まずはそれだけでお気に入りになった。本棚をさわやかに彩ってくれる。もちろん、小説の中身もおもしろい。私は主人公の町子が従兄の三五郎に赤い髪を切られ、切られたあとに散ったその短い髪が粉のように細かく細かく散らばっている…というところがとても印象に残ったけれど、大学の友人は町子の兄の二助が研究している、蘚の恋愛のことを話していて、同じ小説を同じ時期に読んでも、覚えているところは全然違うなあ、と面白かった。
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