アルベルト・カンポ・バエザ 光の建築

A.C.バエザ(著者)

• 販売会社／発売会社: TOTO出版
• 発売年月日: 2009/06/29
• JAN: 9784887063013

商品レビュー

2013/03/01

ミニマリズムの建築で知られるアルベルト・カンポ・バエザの建築を光というテーマから追求した一冊。
表紙の、霧にかすむ紅葉に包まれ、周囲の空気と一体化したかのような白い建築の佇まいにひきつけられる。
どこかミース・ファン・デル・ローエを髣髴とさせる美しい建築の数々を堪能できる。

2009/11/09

建築の本は三次元の考え方が必要だし、概念的だしとにかく難しいと思って恐くて読んだことがなかったので、これか初めての本。
たまたま見に行った展示会の本が図書室に入っていたので借りてみました。
展示でインタビューを聞いていて、分かりやすく話してくれる人だと知っていたので。

光と重力が大事なのだそうです。
それと、人間が安らぐ際に必ず求める水平線。天と地の間。
人間の視覚に収まる空間の限界。
特に面白かったのは、
光は突然やってくるものではなくて、物質として扱わなければいけない、という話と、
立方体の外側にいたときと内側にいたときの視野の話。

生まれ変わったとき頭が良ければ建築家になりたいって昔から思っていたけど、だからこそ作り方をあまり考えたことがなかったから勉強になりました。
本の内容の良し悪しは一冊目なので判断できないけれど、カンパ・バエザ（スペイン人）がかっこいい。

2009/06/27

カンポ・バエザの建築。
まず最初に壁がある。
そして光があたり影をつくる。

カンポ・バエザの建築。
壁に孔があけられた。
孔から光が入ってきて影をつくる。

カンポ・バエザの建築。
壁は慎重にある大きさを持って穿たれている。
孔の大きさが光のサイズとなり、孔の形が光のプロポーションとなる。

そんな感じの建築。