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ロシアの祭り 民衆文化と政治権力 ユーラシア・ブックレットNo.136
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ロシアの祭り 民衆文化と政治権力 ユーラシア・ブックレットNo.136

阪本秀昭【著】, ユーラシア研究所・ブックレット編集委員会【編】

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ロシアの祭り 民衆文化と政治権力 ユーラシア・ブックレットNo.136

定価 ¥660

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋書店
発売年月日 2009/06/20
JAN 9784885958618

ロシアの祭り

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2018/12/22

 元来、ロシアの民衆の祭りは農耕牧畜生活を反映した、季節の節目に行われるものだった。  しかし、徐々に民間信仰とキリスト教の習合していき、集団の結束を深めるものとなった。特に若者たちのお見合いの場として機能し、結婚へといざなった。  一方、ピョートル大帝以後性格が徐々に変容する。...

 元来、ロシアの民衆の祭りは農耕牧畜生活を反映した、季節の節目に行われるものだった。  しかし、徐々に民間信仰とキリスト教の習合していき、集団の結束を深めるものとなった。特に若者たちのお見合いの場として機能し、結婚へといざなった。  一方、ピョートル大帝以後性格が徐々に変容する。  同皇帝は都市における新しい祭りを提唱し、国家の文化に対する介入を行った。  農村の「ヨコ」の連携に国家という「タテ」を通した形である。  共産革命以後は宗教が担っていた部分をイデオロギーが担うようになったが、やはりそれだけでは形骸化してしまい、結果的に従来の元の合体させ、精神性を支えていた。  現在は、共産党時代が終わり、ロシアに宗教が戻ってきている。  かつての王朝のように、宗教の求心力を国家が取り込む形である。  プーチンもメドベージェフも教会とは良好な関係を築きそれの維持に努めている。  その姿は、共産党時代の前にくらべ、国家が教会に依存が増している印象である。  

Posted by ブクログ

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