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ロシアの祭り 民衆文化と政治権力 ユーラシア・ブックレットNo.136
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東洋書店 |
発売年月日 | 2009/06/20 |
JAN | 9784885958618 |
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ロシアの祭り
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ロシアの祭り
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元来、ロシアの民衆の祭りは農耕牧畜生活を反映した、季節の節目に行われるものだった。 しかし、徐々に民間信仰とキリスト教の習合していき、集団の結束を深めるものとなった。特に若者たちのお見合いの場として機能し、結婚へといざなった。 一方、ピョートル大帝以後性格が徐々に変容する。...
元来、ロシアの民衆の祭りは農耕牧畜生活を反映した、季節の節目に行われるものだった。 しかし、徐々に民間信仰とキリスト教の習合していき、集団の結束を深めるものとなった。特に若者たちのお見合いの場として機能し、結婚へといざなった。 一方、ピョートル大帝以後性格が徐々に変容する。 同皇帝は都市における新しい祭りを提唱し、国家の文化に対する介入を行った。 農村の「ヨコ」の連携に国家という「タテ」を通した形である。 共産革命以後は宗教が担っていた部分をイデオロギーが担うようになったが、やはりそれだけでは形骸化してしまい、結果的に従来の元の合体させ、精神性を支えていた。 現在は、共産党時代が終わり、ロシアに宗教が戻ってきている。 かつての王朝のように、宗教の求心力を国家が取り込む形である。 プーチンもメドベージェフも教会とは良好な関係を築きそれの維持に努めている。 その姿は、共産党時代の前にくらべ、国家が教会に依存が増している印象である。
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