![ピーター流生き方のすすめ 岩波ジュニア新書](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001619/0016191873LL.jpg)
- 中古
- 書籍
- 新書
- 1226-05-00
ピーター流生き方のすすめ 岩波ジュニア新書
![ピーター流生き方のすすめ 岩波ジュニア新書](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001619/0016191873LL.jpg)
定価 ¥924
220円 定価より704円(76%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2009/06/19 |
JAN | 9784005006250 |
- 書籍
- 新書
ピーター流生き方のすすめ
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ピーター流生き方のすすめ
¥220
在庫なし
商品レビュー
4.2
7件のお客様レビュー
これ読んで数学者でジャグリング協会会長で大道芸人で12ヶ国語使えるピーターフランクル好きになった。日本を終の住処にされたらしいけど、講演会とかなんか会える機会無いのかな。SNSとかYouTubeもやってないし。でも岩波ジュニア新書本当好き。児童文学マニアの人とか居るけど、岩波ジュ...
これ読んで数学者でジャグリング協会会長で大道芸人で12ヶ国語使えるピーターフランクル好きになった。日本を終の住処にされたらしいけど、講演会とかなんか会える機会無いのかな。SNSとかYouTubeもやってないし。でも岩波ジュニア新書本当好き。児童文学マニアの人とか居るけど、岩波ジュニア新書良い本多すぎる。 ピーター・フランクル 1953年,ハンガリー生まれ.71年国際数学オリンピックで金メダル受賞.77年オトボス大学大学院修了.博士号取得.79年フランスに亡命.88年より日本在住.数学者.ハンガリー学士院会員.12カ国語を操り,10カ国以上を訪れている.現在は,人生を楽しくするコツを伝えたいと講演活動に力を入れている.著書に『ピーター流らくらく学習術』『ピーター流外国語習得術』(以上岩波ジュニア新書)など多数.
Posted by
ジュニア新書2冊目。気持ちよく一気に読めます。この人はこういう考え方で生きているのだなあ、と思いながら読みましたが、だいたい共感できるところが多かったです。私の場合、ケータイは一応持っていますが、カバンに入れっぱなし。家にいるときはケータイでは連絡がつきません。家の電話があるのだ...
ジュニア新書2冊目。気持ちよく一気に読めます。この人はこういう考え方で生きているのだなあ、と思いながら読みましたが、だいたい共感できるところが多かったです。私の場合、ケータイは一応持っていますが、カバンに入れっぱなし。家にいるときはケータイでは連絡がつきません。家の電話があるのだから、緊急の用事はそちらでどうぞ。ケータイは自分から連絡をするときのために持っています。勝手ですが。たしか村上春樹もそんなことを言っていたような。テレビは毎回見る番組以外はほとんど見ません。スポーツは興味がありません。宝くじを含めて賭け事も一切しません。着る服は今でも良いものを長く着たいという思いで、けっこう高いものを買うこともありますが、最近は安いものでもOKです。困るのは、安いものに慣れすぎてしまって、ユニクロとかで一品2000円以上のものが買えなくなったということです。お昼ご飯だって500円以上使うことはほとんどありません。車とか新しい家電にも興味はありません。お金を使うのは本くらいです。おもしろくなさそうな生活だなあと思われるかもしれませんが、何かものに拘束されることなく、自由な時間も多くて楽しく過ごしています。日本という国は好きです。愛国心というのかどうかはわかりませんが、自分の生まれた国ですし。ただし「君が代」の歌詞は知りません。それは、教育のなせる業です。「国家の品格」というベストセラー新書は読んでいないのですが、本書で著者が批判的に読まれています。同じ数学者同士でちょっとおもしろい。さて、著者のフランクルさん、ハンガリー人の数学者であり大道芸の達人?であり、11ヶ国語を操り、世界中を駆け巡っているようです。でも、日本を終の棲家としたとか。私が東京で暮らしていたころ、何度か渋谷あたりで、彼の大道芸を見たことがあります。そのとき配られていたチラシには自己紹介で数学者と書いてありましたが、本当かなあと疑っていました。後に、秋山仁さんなどともいっしょにテレビに出られるようになりました。先に、サインでももらっておけばよかった。(ケータイについては最近スマホに替えたため、けっこう常時身近に置くようになりました。)
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館で借りて読みました。一応「子供向け」の本なので30分もあれば読めるかと思います。自分が語学を勉強している関係で、11か国語を操れる著者(しかも数学も!)に一定の敬意を持っています。ですので、「この人がどうやって語学をモノにしたのか?」とか「なぜ日本に住む、なぜ日本語を学ぶ?」という興味を持って読みました。 彼の生き方とか背景とかは、集英社文庫から出ている彼の著作を読んでいたので、この本の主張がよく理解できました。彼は「ユダヤ人である」という強烈なアイデンティティに影響されていることは否定していません。日本人がユダヤ人がどれほど苛烈な迫害等を受け、世界でどう見られているか理解できないと思います。 僕が以前、ユダヤ人は何かにつけて迫害されて、お金や持物など物質的なものは迫害の際に奪われてしまう。いつ何時そういう時が来るかわからないから、子供などには「迫害されても絶対奪われない財産、つまり知識」を残すように、お金を使うと読んだことがあります(日本の資産家とは大違い!)。で、著者もやはり父親からそういう影響を受けて「最後に残るのは、心と頭(で身に着けたもの)」という教育の下で育ったそうです。 彼の外国語習得法は別の本があるのでそちらに譲ります。この本を読んで、極端な意見も多いですが、読んで参考になったことを備忘録的に記しておきます。 ①物事は短時間でも、集中力を持って行う ②愛国主義と国粋主義は違う(「・・・と違って日本は素晴らしい」という言説は国粋主義に分類されると著者は言う) ③他人・他者と比較をしない。比較するなら過去の自分と現在の自分を ④自分の人生の主人公は、自分であり、他人が自分に成り代わって自分の人生を過ごすわけではない。だから、自分で決定する力を身に着けること ⑤スポーツ等は見ていて時間の無駄(←あまりに極論過ぎて賛同しかねる) ⑥日本(人)というのは、結果よりも経過(経緯)を大事にする伝統がありそれが長所だったのに、だんだん米国式の「結果が全て」というような風潮になってきたことを残念に感じる(米国では”If you're so smart, why aren't you rich?”という有名な言葉があるそうだ)。 ⑦ブランド品を持つ意味を考えよう(ほんとにその代価を支払う価値があるのかどうか) 特に今更ながらこの本を読んで感じたのは「自分の人生の主人公は自分である」ということを、改めて感じました。もし米国式にいうなら「自己責任」ですが、著者は米国式なドライな「自己責任」ではなく、日本式のウェットな「自己責任」を提唱している。 また、「結果よりも経緯」「他と比較をしない。主観的に好き嫌いを言う」ことの事の大事さというものを感じた。よく「・・・と比較すると~は良くない」という言い方をする傾向にあるので、とても反省した。「自分は・・・がすきではない。」とか「~という理由で・・・が好きだ」という言い方なら角が立たない。これから言い方に気を付けます。 著者はあとがきで「日本を終の棲家に決めた」と言っている。このように言ってくれる外国人がいるということは、それだけ日本が良い国であるということだし、日本人ではない客観的に日本に関する事柄を考察してくれる外国人というのは、大変貴重だと感じている。日本人が国に対して何か意見をいうと、すぐ「左だ右だ」という論調になるからだ。 この岩波ジュニア新書シリーズは大人が読んでも十分得ることがある本が多数出版されている。穴場的新書シリーズであることを付記しておきたい。
Posted by