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皇族 天皇家の近現代史 中公新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2009/06/25 |
| JAN | 9784121020116 |
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皇族
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
とても興味深く読んだ。明治、大正、昭和、平成、令和と時代が流れ、天皇をはじめとした皇室が果たしてきた役割はだんだん変わっていっている。そのことを本書は、事実を詳らかにしながら教えてくれます。日本人として知っておくべきことだと思います。
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歴代の皇族の戦争への関与、影響力、周辺とのかかわりなど、知らないことがたくさんあった。一番は戦後の昭和、平成天皇の、人間宣言「朕と爾等国民との間の紐帯は、終始相互の信頼と敬愛とに依て結ばれ、単なる神話と伝説とに依て生ぜるものにあらず」という考えのもと、努力を重ね、国民の支持を得て...
歴代の皇族の戦争への関与、影響力、周辺とのかかわりなど、知らないことがたくさんあった。一番は戦後の昭和、平成天皇の、人間宣言「朕と爾等国民との間の紐帯は、終始相互の信頼と敬愛とに依て結ばれ、単なる神話と伝説とに依て生ぜるものにあらず」という考えのもと、努力を重ね、国民の支持を得てきている背景を知れたことが理解を深められた。
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「皇族」については、一般にその歴史と近代日本における役割を詳細に知ることはあまりないし、なんとなくのイメージしか持たないいようにも思える。 本書は、その「天皇家の近現代史」を詳細かつ丁寧にひもといており、興味深く読むことができた。 「近代皇族の誕生」における「陸海軍」での役...
「皇族」については、一般にその歴史と近代日本における役割を詳細に知ることはあまりないし、なんとなくのイメージしか持たないいようにも思える。 本書は、その「天皇家の近現代史」を詳細かつ丁寧にひもといており、興味深く読むことができた。 「近代皇族の誕生」における「陸海軍」での役割を読むと、当時の皇族に課せられ、期待された任務がよくわかるが、「皇族男子の全て」が「陸海軍の軍人になることが義務付けられる」とは、当時のヨーロッパにもなかったことではないのだろうか。 その後の「昭和の戦争」における「皇族軍人」が及ぼした影響を考えると、当時この制度ができた理由はなんだったのか。 「法制化される皇族」「謳歌と翳り」を読むと、当時の日本の国家システムが「皇族」という「権威」を必要としていたことがわかるが、果たして当人の「皇族」にとってよかったのかどうか、現在の目から本書の「皇族」と「華族」を読むとなんとも違和感をもつ。 「昭和天皇の登場」以降は、よく知られた「昭和の時代」になる。軍事との関係については駆け足にも思えたが、全体像はよくわかる。 しかし、「皇族」が軍高官を務めるプラスとマイナスを本書で読むと、組織を歪めるマイナスの方が大きかったのではないかとも思えた。 「天皇・皇族の戦後」では、よくまあ戦後の動乱期を切り抜けたものだとの感慨と共に、「楽な仕事ではない」との感想をも抱く。 「天皇」については、イデオロギーや過去の戦争の被害の大きさから、極端な意見やイメージによる独断の本が多いが、本書は「皇族」について冷静かつ詳細な論考であると高く評価したい。 本書を読み終わって、「皇族」について冷静な視点から歴史を考えることができるように思えた。読後感は、「興味深い」である。
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