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狂夜 二人の母と叔母 フランス書院文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | フランス書院 |
発売年月日 | 2009/07/10 |
JAN | 9784829616536 |
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狂夜
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商品レビュー
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愛欲と肉欲が交錯する背徳の情交
主人公とヒロイン達の欲望が抉り出された作品である。年上女性に執着する主人公の歪んだ欲望、迫る主人公に困惑しながら翻弄されていくヒロイン達の、主人公への愛情と欲望。これらが交錯する数多くの情交シーンが作品をより艶っぽくしている。義母・叔母・実母といったヒロインにあって、あからさまに...
主人公とヒロイン達の欲望が抉り出された作品である。年上女性に執着する主人公の歪んだ欲望、迫る主人公に困惑しながら翻弄されていくヒロイン達の、主人公への愛情と欲望。これらが交錯する数多くの情交シーンが作品をより艶っぽくしている。義母・叔母・実母といったヒロインにあって、あからさまに誘惑するのは叔母のみ。義母は主人公から執拗に迫られて疼きを覚えながら、その途中から放置プレイ状態になって悶々と過ごすことになる。中盤のほとんどを占める叔母とは貪り合うように最も回数多く情交を繰り返しながら、最後に実母との再会を演出する。ただ、実質的なクライマックスとなった実母とは、久方振りの再会というドラマよりも空き過ぎた空白による現実的な、すなわち実母への憧憬ではなく1人の熟女として見てしまう主人公を演出しているため少々刹那的な展開になっている。捨てられたことを盾にして迫る主人公に逡巡しつつも火がついた欲望を抑え切れず身体を開く実母に叔母が加わる近親の3Pである。ただ、これにより本来ならクライマックスとなるべき義母との合体が、前半のねちっこく粘っこい戯れに翻弄されてタガを外した義母の理性の決壊こそじっくり描かれていながら実際は最後で駆け足気味だったのが残念。ただ、本作のテーマに淫らな血筋というのがあって、夫との離婚後に爛れた生活を送っていた実母や、もとより奔放な叔母に加えて、清楚で貞淑ながら、これと正反対に自由な妹の振る舞いに自分の隠れた血筋を思う義母という設定により、作品全体に淫猥で退廃的な雰囲気が漂っている。裏を返せば、叔母や実母には(ある意味当たり前なのだが)経験豊富な熟女らしい背景が描かれているため、読み手によっては少々複雑な心境になるかもしれない。長大で立派なムスコを有する主人公の絶倫振りに堕ちていく熟女が好みの諸兄におすすめする。
DSK