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経済文化の闘争 資本主義の多様性を考える
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経済文化の闘争 資本主義の多様性を考える

ヴェルナーアーベルスハウザー【著】, 雨宮昭彦, 浅田進史【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京大学出版会
発売年月日 2009/06/17
JAN 9784130402460

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2013/04/09

ドイツ人の経済史家がライン資本主義を賞賛してる。 経済の本って、ほとんどがアメリカ人、またはアメリカにいるエコノミストの本か、せいぜいイギリスのしか読まないよね。 たまーに、フランスのレギュラシオン学派の人が書いたものも読むけど、どうも、使えなくなったマル経の変化形くらいにし...

ドイツ人の経済史家がライン資本主義を賞賛してる。 経済の本って、ほとんどがアメリカ人、またはアメリカにいるエコノミストの本か、せいぜいイギリスのしか読まないよね。 たまーに、フランスのレギュラシオン学派の人が書いたものも読むけど、どうも、使えなくなったマル経の変化形くらいにしか見えない。 ドイツ人が書いた経済の本なんて滅多に読まない、ということに、これを読んでる最中、気づいた。 シュムペーターやハイエクは、オーストリア学派だけど、2人とも、結局は、アメリカやイギリスで仕事してたわけだし。 この本は、アメリカのエコノミストが書いたものとは、だいぶ違ってる。 経済の国際化とともに世界標準になったアメリカ型の自由資本主義を批判してる。 規制緩和やインターネットなどの進歩によって生まれた市場調整の迅速化によって「景気循環が消滅した」(大爆笑)とか「インフレなき経済成長」といった神話が生まれたが、エンロン社やワールドコム社の破綻、株価の世界的な暴落、サブプライムローンで弾けた住宅バブル、さらには、意味不明で何の根拠のないイラク侵略戦争など軍拡バブルによって、ニューエコノミーなんて、ぜんぶ幻想だったことが明らかになった。 90年代半ば以降にアメリカが謳歌した終わりなき繁栄ニューエコノミーは、不正経理によって過大評価された収益への期待で株価をひきあげ、そこに世界中からさらにおおくの資金をよびこんでバブルをさらに膨らませる虚構の繁栄にすぎなかった。 2008年秋のアメリカ金融危機から始まった世界経済危機も、アメリカ型経済のダメさを示した。 日本人は、いまだにそんなアメリカ型経済を崇拝して金融政策とかやってるけど・・・。 このドイツ人は「ヨーロッパは、ライン資本主義を広めなければならない」と、主張してる。 そう言えば、この前読んだ、『資本主義の多様性』という本と内容が近かった。なにか関連があるのかなあ?

Posted by ブクログ

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