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オーデュボンの祈り(下) バンチCエクストラ
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オーデュボンの祈り(下) バンチCエクストラ

木村哲也(著者)

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オーデュボンの祈り(下) バンチCエクストラ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2009/07/09
JAN 9784107714985

オーデュボンの祈り(下)

¥275

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2011/06/06

あいかわらず、丸いタッチのイラストには慣れませんが、この丸みがギスギスした話の流れを緩和しており、読み続けられるようにも思います。 警官伊藤は、下巻の頃には慣れてしまって、おそろしさが抜けました。 それどころか、なんだか余り迫力がないように見えてきます。 あの底知れぬ腹黒さを文章...

あいかわらず、丸いタッチのイラストには慣れませんが、この丸みがギスギスした話の流れを緩和しており、読み続けられるようにも思います。 警官伊藤は、下巻の頃には慣れてしまって、おそろしさが抜けました。 それどころか、なんだか余り迫力がないように見えてきます。 あの底知れぬ腹黒さを文章並みに絵で表すのは、どれほど巧みな漫画家でもおそらく無理なのでしょう。 日々野は、最後にはとうとう犬になっていました。 原作でもそのような記述があったような気もしますが、ラストシーンでは音楽を耳にしたカカシの優午の方に気持ちが行っており、「犬のように四足で走り回っていた」というような表現があっても、視覚的にあまり気にしていなかったため、図示化されたものを見て驚きました。 イラスト化されてすばらしく良かったのは、オーデュポンの旅行バトのイラスト集と、ラストのサックスを吹くシーン。 図示することができない音楽ですが、あえてイラストで表すことで、文字に付加される表現が伝わってきました。 伊坂作品はハードボイルド調なので、コミック化されたものはたいていとんがった鋭角的なイラストになっています。 そんな中で、この作品はギャグマンガのようなソフトさがあるのが意外ですが、好みは別として、作品自体に親しみを感じられて読みやすかったです。 何より、あの一筋縄ではいかない原作のイメージを損なわず、話を曲げずにきちんとコミカライズ版として徹しているところに、漫画家の筆の力、原作理解力と再構成力を感じました。

Posted by ブクログ

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