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チェーザレ 破壊の創造者(7) KCDX
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チェーザレ 破壊の創造者(7) KCDX

惣領冬実(著者)

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チェーザレ 破壊の創造者(7) KCDX

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2009/08/21
JAN 9784063757507

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商品レビュー

4.3

26件のお客様レビュー

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2023/04/10

中世ヨーロッパの皇帝と教皇について、よく分かる。内容が濃いので飲むのに時間がかかります。 ダンテとハインリヒ7世の関係。「神曲」を読み直そうと思います。永井豪版で。

Posted by ブクログ

2022/04/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

チェーザレ、確かに派手すぎ。父親の趣味が悪いってことじゃん(苦笑)。ダヴィンチ、ダンテと登場のあとは、ミケランジェロか~。豪勢な時代よね。 皇帝と教皇の二元論、か。歴史には疎いけど、こんな遠いヨーロッパでもそういうのがあったのね。日本の歴史でも将軍と天皇が対決していた過去がある、っていうのがすごい不思議に感じる。人間の争う理由って、国や人種が違っても変わらないのね……。

Posted by ブクログ

2022/04/16

借りたもの。 クリスマスのミサに挑むチェーザレ。同じ頃、ローマでも父・ロドリーゴ枢機卿とジュリアーノ枢機卿の対立・派閥争いもありながら、各々の教会で粛々とミサが行われる。その聖句は前巻の友人や腹心の部下による裏切りやアンジェロの負傷といったフィオレンティーナ団の傷心に寄り添い、庶...

借りたもの。 クリスマスのミサに挑むチェーザレ。同じ頃、ローマでも父・ロドリーゴ枢機卿とジュリアーノ枢機卿の対立・派閥争いもありながら、各々の教会で粛々とミサが行われる。その聖句は前巻の友人や腹心の部下による裏切りやアンジェロの負傷といったフィオレンティーナ団の傷心に寄り添い、庶民・貧しい貧民の慰めとなるのだろうか… ピサ大聖堂で皇帝ハインリヒⅦ世の墓を前に、チェーザレは思いを馳せる。 ダンテ研究の第一人者であるランディーノ教授にチェーザレは教えを乞うた。 それはチェーザレ達が生きる時代――中世ルネサンス――に至るまでのイタリア(ピサ)情勢が語られる。 そこからチェーザレが導き出すのはダンテ『神曲』から導き出させる君主――統治者――の姿勢。そして、当時のイタリア半島において長く続く派閥争い――“教皇派”と“皇帝派”――についての解説でもある。 天秤の均衡――聖職者(教皇)と権力者(皇帝)の二元論により安定した統治――を目指すも、それは夢物語に過ぎない…… 教皇権を拡大させたエピソードとして有名な「カノッサの屈辱」も、当事者(教皇グレゴリウスⅦ世と皇帝ハインリヒⅣ世)が意図したものとは異なり、後に教会勢力が利用したという。ヴィジュアルイメージを伴って、世界史の教科書で受けた印象が真逆のものとなる。俗世の介入を憂いてけん制するために苦肉の策を打ち出したグレゴリウスⅦ世と、どんな手段を取っても覇道を進苛烈な印象を与えるハインリヒⅣ世。 この“教皇派”と“皇帝派”の派閥争いが、イタリア半島ではずっと続いている。 それは詩聖ダンテの時代も同じ……ダンテは教皇派――フィレンツェ人、そして政敵に敗れ追放された人間――だった。 ローマ帝国の滅亡後、フランス、ドイツの大国に挟まれブレやすいイタリア半島……フィレンツェがフランスの子飼いであったこと…… 世界史の流れが地続きになっていることを改めて理解する。 また、『神曲』がキリスト教的価値観の世界の中で皇帝至上主義を示しているという指摘を、私は初めて知った。 “権力と金――これに執着した時 聖人は俗人となるのです” “どのような文献も解釈する側によって微妙にその色合いを変える だからこそ読み取る側も常に柔軟な心を持つべきだと――” それは今の社会にも通じる名言に溢れている。 ピサ大聖堂の封印された皇帝ハインリヒⅦ世の墓と付属祭壇は衝撃的だった。 團名保紀氏が研究に携わっていたという。 ダンテとミケランジェロが出てきて満足してしまう私。

Posted by ブクログ