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真ッ赤な東京
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2003/07/17 |
JAN | 9784087475968 |
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真ッ赤な東京
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商品レビュー
4.7
3件のお客様レビュー
不安をかきたてる切り絵のような描線、女性キャラの三白眼のまなこ、化学物質から古めかしい言葉使いまで、意表をつく言語感覚、魚介類や酸味など味覚への言及、大人のような発言をする幼児、幼児性まるだしの大人・・・シニカルでシュールでブラックな4コママンガ集は、通常の4コママンガの構成と微...
不安をかきたてる切り絵のような描線、女性キャラの三白眼のまなこ、化学物質から古めかしい言葉使いまで、意表をつく言語感覚、魚介類や酸味など味覚への言及、大人のような発言をする幼児、幼児性まるだしの大人・・・シニカルでシュールでブラックな4コママンガ集は、通常の4コママンガの構成と微妙にずれている。
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「小説すばる」で連載されていた常盤雅幸の四コママンガ集。 これも、土屋賢二の本のように、森博嗣の日記を読んでいて 急に読みたくなったので探して買ってきた本。 かなり前から読みたいとは思っていたが、 大きな書店でないと置いてないようなので なかなか購入することができなか...
「小説すばる」で連載されていた常盤雅幸の四コママンガ集。 これも、土屋賢二の本のように、森博嗣の日記を読んでいて 急に読みたくなったので探して買ってきた本。 かなり前から読みたいとは思っていたが、 大きな書店でないと置いてないようなので なかなか購入することができなかったのだ。 「100人の森博嗣」にも転載されていた 「少年」だけは事前に読んだことがあって、 そのときからなんとなく予想はしていたが、 実際に読了してみて、あまりの凄まじさに絶句した。 ブラックユーモア、アイロニー、風刺、シュール――。 いろいろと形容する言葉は思いつくが、 そのどれもが微妙に的を外しているような気がする。 簡単には本質をつかませない孤高さがそこにはある。 とにかく、作品を構成する要素がどれもシャープ。 テーマに対してとんでもない角度から切り込む荒業もあれば、 わりと普遍性の高いアプローチで迫るものもある。 が、とにかく切れ味は抜群に良い。 絵はちょっと尋常ではない素晴らしさだ。 あのカメラワークはちょっと他では見られないだろう。 写実的な絵ではないが、キャラクターの表情は豊かで、的確だ。 そして言葉選びのセンスも並大抵のものではない。 セリフの中で用いられる言葉はもちろんのこと、 擬音の表現や、間の取り方までもがいちいち切れている。 最も端的にそれが表れているのが各作品のタイトル。 ストレートなつけ方をしているものもあるが、 少しフェイント的なものもいくつかあって、 後者のほうが圧倒的に強い余韻を残す。 いくつか例を挙げるなら、「床屋」「朝まだき」「女」 「縁側」「食卓」「カタルシス」「秋」「平日」などだ。 と、ここまで書いたが、まだこの作品の大部分は 自分の中のどこにどう収納すべきか判断がついていない。 それでも、凄い作品であることは間違いないと断言できる。 2003年発売なのに、手元にある本書が初版であるから、 おそらく売れてはいないのだろうが、 興味がある人は一度この切れ味にふれてみるといい。 その美しさに酔うことができる人は、きっと幸せだ。
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5~6年前にNHKラジオで紹介されたのを耳にして購入。知的にひねりの利いたアイディアと、絵柄が気に入る。ときどき読み返して、ニヤリ・クスクスしてます。
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