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キャラ化する/される子どもたち 排除型社会における新たな人間像 岩波ブックレット759
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2009/06/05 |
| JAN | 9784000094597 |
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キャラ化する/される子どもたち
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キャラ化する/される子どもたち
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商品レビュー
3.9
32件のお客様レビュー
2009年に出た本。 63ページしかない薄い本だが、中身は濃い。 刊行当時は、子どもたちの間で「キャラ化」が横行するようになったことへの注意喚起や問題提起のために書かれたのだと思うが、現在ではその傾向はさらに加速し、もう後戻りができないところまで来ているように思える。 人生と...
2009年に出た本。 63ページしかない薄い本だが、中身は濃い。 刊行当時は、子どもたちの間で「キャラ化」が横行するようになったことへの注意喚起や問題提起のために書かれたのだと思うが、現在ではその傾向はさらに加速し、もう後戻りができないところまで来ているように思える。 人生という物語の中で、揺らぎや葛藤を乗り越えながら自身のアイデンティティを確立していく営みが失われ、自分にも相手にもシールのようにペタペタと「キャラ」を貼り付けていく。他者評価が拠り所だから「キャラ」を守ることに必死。持って生まれた性質で人生が決まるから努力なんてムダ、という宿命主義的な考え方は、「親ガチャ」「実家が太い」のような言葉にも象徴されている。そんなふうにレッテル貼りをされたら、無限にある可能性に蓋をしてしまうだろう。実際に、昨今の小中学生は、前向きで何をやらせてもよくできる子と、無気力で何をやらせてもダメな子に二極化しているそうだ。 知人が面白いことを言っていて、「キャラ化からはもう逃れられないのだから、キャラをポジティブに使えないか?」と。キャラは何も一人につき一つだけと決まっているわけではないのだから、良いキャラ付けをたくさんすることで、それに近づこうとするポジティブ行動を引き出すことができるのではないか?人格には多面的な要素があって、それらが葛藤したり統合したりしながらアイデンティティが形作られていく。物は言いよう、使いようで、「キャラ」という概念を使って、子どもたちに君たちの未来は希望と可能性に満ちているというメッセージを伝えられたらいいと思った。
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ここに書かれているような環境はすでに変化しており、古く浅い内容と言わざるをえないと思います。 あっ、そういやちょっと前までこんなことよく言われてたな…という感じです。
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薄い冊子だが、中身は濃い! 現代日本の価値観多様化、人間関係複雑化の中で、我々はどうやって生き抜いていけばよいか、みたいな話。 ・価値観の多元化によって流動化した人間関係の中で各々の対人場面に適合した外キャラを意図的に演じて複雑になった関係を乗り切っていこうとする。 →組織毎...
薄い冊子だが、中身は濃い! 現代日本の価値観多様化、人間関係複雑化の中で、我々はどうやって生き抜いていけばよいか、みたいな話。 ・価値観の多元化によって流動化した人間関係の中で各々の対人場面に適合した外キャラを意図的に演じて複雑になった関係を乗り切っていこうとする。 →組織毎に相手に応じて、色々なキャラを使い分けるのはひとつの技術みたいなものと。 ・現在は場の空気に流されない一貫的な自己では生きづらい時代。どんな場面でも自分らしさを貫く、大変な世の中。 →この生き方はカッコ良く思えるけど、複雑化した世界では難しいみたい。自分らしさを常に出すって大変なんだね。 ・(価値観が多様化する中で)大人たちは自分たちを抑圧する敵ではなくなった同時に、人生の指針を与えてくれる絶対的な拠り所でもなくなっている。 →父親として子供に接する自分自身に当てはめて考えてみた。確かにそうだなあ~と。 ・(学校現場における教師と保護者の関係)教師は自分自身を守るために、保護者のクレームの中身を冷静に分析することもなく、理性を持たない怪物が発する雄叫びのようなものと捉え、即座に全否定してしまいがち。 →良い悪いでは無く、教師の側はそういう風に捉える事もあるんだなーと納得。 ・親からの攻撃的なクレームはそんな脆弱な自己肯定の基盤を根底から揺さぶる。教師の側も他者の反応に過敏になっているため、自己防衛の手段として攻撃的になる →最近、そういった体験をしたなあ、親の方の立場で(苦笑) ・今日では、立場の異なった相手と意見を闘わせて理解し合うのではなく、異物と見なして最初から関係を断とうとする(これを著者は「圏外化」と表現)傾向が強まっている。 →要はコミュニケーションをあきらめちゃう、そもそもコミュニケーションしないってことか。自分は、コミュニケーションの溝を埋めるようにやっぱりあがきたい。 ・つまづいた自分と向き合う力が重要。その力をつけるためには、多種多様な人たちとの世代を超えた出会いと共闘が必要。 →自分と異質な人を排除、圏外化することなく、頑張って付き合ってみる事が重要よと。
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