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サンショウウオの明るい禅 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2009/06/10 |
JAN | 9784167692049 |
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サンショウウオの明るい禅
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サンショウウオの明るい禅
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商品レビュー
3.4
5件のお客様レビュー
【禅を勉強しよう、第2弾。】 そもそも、何で禅を勉強しようと思ったかといいますと。 こんまり師匠の片づけ本、 海外では禅のカテゴリになっているのです。 先日読んだ本よりも、 こちらの方が一歩深い内容。 言葉や歴史が、ますます好きになれそうです♪
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「禅とはとらわれないこと」昔どこかでそう聞いたような、聞いてないような。ぼくの禅の知識とはそんなあやふやな不確かなもの。なにか考えすぎると頭が爆発するらしく、それは大変だと思い「禅」に興味をもったしだい。思えば、とらわれない人などいるのだろか、とらわれないということにとらわれてい...
「禅とはとらわれないこと」昔どこかでそう聞いたような、聞いてないような。ぼくの禅の知識とはそんなあやふやな不確かなもの。なにか考えすぎると頭が爆発するらしく、それは大変だと思い「禅」に興味をもったしだい。思えば、とらわれない人などいるのだろか、とらわれないということにとらわれているのではないのか、という懐疑心からはいったのであるが、その考えは違うようである。冒頭のサンショウウオのふてぶてしい佇まいというのか、まさにヌボォーっとした様子がひとつの禅の本質のようなものではないのかと著者はいう。白隠さん、良寛さんしかり、見かけは大事なことではなく、本質が大事であるとっているようである。つまり、大事でないことには関心がなく、まさにどうでもよいといった感じだろうか。かなり、極端ではあるが、確かに余計な所に気を使えば疲れる。自立というのも西洋的な考え方らしく、仏教的にはないらしい。もっというとその西洋的な考え方が自らの可能性を狭めているというのだ。禅というのも、外へ答えをもとめるのではなく、自分の内側の深いところへの挑戦のような気がする。アインシュタインの残した言葉にも「現実はかつて全て想像の中にあった」という言葉がある。現実を築いた偉人たちがかつて想像したものが今ならば、我々も純粋にその想像したものに向かうべきかもしれない。その方が人生は楽しいのではないか。型通りでなくてよいではないか、あるがまま、素直に感じたことを大事にしたらどうだろう、不確実性を楽しめよ。そんなかんじのゆるく、決して決めつけでなく、可能性を大事にしたような印象を受けた。
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自分の中に、一匹のサンショウウオを住みつかせること。それが禅。とサンショウウオの動きに例え禅を語るエッセイ。哲学者や科学者の話しもところどころに出てきて興味深く読めました。結構、自分の為になりました。
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