読むだけですっきりわかる日本地理 宝島SUGOI文庫

後藤武士【著】

• 内容紹介: 住んでいてもまだまだわからないことだらけ、わが国日本。1億2千万の人が暮らす島国。いまさら人には聞けない日本の様々な特色、この一冊でカンペキです。大人から子どもまでマンガのようにたのしく読めて、もっと日本が大好きに。既刊作品「読むだけですっきりわかる日本史」では楽しく日本の歴史を勉強することができます。
• 販売会社／発売会社: 宝島社
• 発売年月日: 2009/06/04
• JAN: 9784796670609

商品レビュー

2024/07/31

47都道府県それぞれの地形や気候、第一次産業に工業、観光地、歴史などについて時に(しょっちゅう)脱線しながら展開されていく日本地理解説本。
1967年生まれの著者と自分の世代差と、私がTVトピックに疎いせいか余談で出てくるネタにピンと来ないこともあったが、話し言葉そのままで書かれており、著者の講義を受けている感覚で読めとっつきやすい。

四大工業地帯など小中学生の頃に習ったキーワードが多数出てきて懐かしかった。

しかしやはり地理というテーマゆえ、文章と白黒マップ（川や盆地、工業や特産品が記載された簡易地図）だけでというのはイメージしづらく“すっきりわかる”とはいかなかった。
せっかくたくさん紹介されている名所、文字だけでは頭に入ってこないのでムック本とかでカラー写真を盛り込んだ方がよかったんじゃないかな？

関西地方の章で各地の観光地紹介に思わずツッコんでしまった。
京都、奈良の歴史ある神社仏閣が名を連ね、三重の伊勢神宮ときて、兵庫の洒落た異人館にポートアイランド、うんうん素敵よね…そいで大阪、ゲートタワービル！？なんでやねん！
確かにインパクトあるビルやけど、他にもあるやろがい笑（滋賀についてはノーコメント）

2023/04/04

「読むだけですっきりわかる日本地理　令和版」→「読むだけですっきりわかる「やり直しの日本地理」」→そして本書と、新しいものから順に古いものへと読んでいったが、この本は「やり直しの～」に比べて文章による説明が多い。「やり直しの～」は文庫版より大きいサイズで地図、図表、グラフが豊富でどちらかというとビジュアルに凝っている。しかし「やり直しの～」は内容的には少し薄く、ページ数も190ページと短い。本書は253ページ。また本書は後藤武士氏による超語りかけ文体だが、漫画にようにギャグを交えつつ若干ふざけて書いてる部分もあり、肩の力を抜いて気軽に読める。初期の「読むだけで～」シリーズの良さが出ていると思う。詳細→
https://takeshi3017.chu.jp/file9/naiyou28315.html

2020/10/02

説明に不要で、読者には全く興味のない、著者の個人的な経験とか嗜好などに関する記述が多すぎる。
ページ数を稼ぐため、としか思えない。