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ここまでわかってきた日本人の起源
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ここまでわかってきた日本人の起源

産経新聞生命ビッグバン取材班【著】

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ここまでわかってきた日本人の起源

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 産経新聞出版/扶桑社
発売年月日 2009/05/30
JAN 9784594059552

ここまでわかってきた日本人の起源

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商品レビュー

2.5

3件のお客様レビュー

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2014/01/29

☆彡日本人の起源についての考古学的あるいは分子人類学的視点から解説   〈概要〉 ・3000年前の大航海に思いはせ ・謎に挑む航海 ・否定された伝説 ・科学的根拠 ・DNA変異 ・南回りルート ・浜北人と磐田原 ・北の先進文化 ・世界最古 ・謎のサークル ・半島由来の石器 ・南...

☆彡日本人の起源についての考古学的あるいは分子人類学的視点から解説   〈概要〉 ・3000年前の大航海に思いはせ ・謎に挑む航海 ・否定された伝説 ・科学的根拠 ・DNA変異 ・南回りルート ・浜北人と磐田原 ・北の先進文化 ・世界最古 ・謎のサークル ・半島由来の石器 ・南方起源説 ・屈強かつ足長 ・渡航能力 ・直接のルーツ不明 ・二つのタイプ ・大陸部と類似 ・「孤島」 ・初源的形態 ・道南と東北 ・宝を求め交易 ・東北への南下 ・クマ送り ・家を焼く風習 ・北から南から ・「私の名前は」… ・北方系と南方系 ・出雲弁と東北弁 ・日本海と太平洋側 ・縄文にイネ? ・気候変化の影響 ・緩やかな受容 ・起源は長江流域 ・寒冷化が発端? ・南方ルート ・二つのタイプ ・水稲農耕発祥の地 ・移住が可能にした水稲農耕 ・半島との地域圏 ・水稲と異なる流入期 ・中国・江南の古人骨 ・縄文の壁 ・移民が与えた衝撃 ・情報、物資の共有 ・緊張感も ・女性渡来人の存在 ・近世まで拡散続いた関東 ・「蝦夷」の正体 ・酒酔い遺伝子 ・遺伝子を特定 ・寒冷地適応 ・西日本に多い乾型 ・弥生期のブタ ・渦状紋は渡来系? ・一重まぶたの謎 ・南方系要素 ・少数民族に原型 ・歌垣のはじまり ・古事記に見る「国譲り」 ・クマ送りと御頭祭 ・記述量の違い ・実は「のっぺり」 ・多様な縄文時代の集団 ・「超」小柄 ・ルーツについて 座談会 ・弥生人とともに来た下戸 ・おとなしい民族性も解明 ・虫の「声」 ・あとがき

Posted by ブクログ

2012/05/20

 本書は産経新聞連載記事に加筆したものとのことだが、現在の人類が世界に拡散した経過の最新の知見をわかりやすくまとめたものとして、興味深く読めた。  古人類学は、かつての化石と遺跡の調査を主とするものから、DNAの解析を駆使したDNA考古学の伸展により、既にだいぶ詳細な歴史が判明し...

 本書は産経新聞連載記事に加筆したものとのことだが、現在の人類が世界に拡散した経過の最新の知見をわかりやすくまとめたものとして、興味深く読めた。  古人類学は、かつての化石と遺跡の調査を主とするものから、DNAの解析を駆使したDNA考古学の伸展により、既にだいぶ詳細な歴史が判明していると聞いていたが、本書はそれをわかりやすくまとめていると思えた。  DNA考古学の手法には、女系遺伝子を調べる「ミトコンドリア」と男系遺伝子を調べる「Y染色体」があるが、その調査による現在の最新の知見の「ハプログループ」という概念による結果を通して、日本における縄文人と弥生人の混合の歴史の本書の内容は、面白かった。  「ルーツを探る」「日本民族の形成」、そして「耳垢」や「体質」などの「機能編」すべてわかりやすい。  本書で明らかになっていることは、人類が20万年前にアフリカで誕生し、6万年前にアフリカから出て、世界中に拡散し、日本に来たのは3万年前。そう判明してみれば「民族」とか、「国家」などはごくごく最近の出来事でしかない。  本書の日本民族の形成過程を読むと、民族や国家の違いなどは、つい最近になって生まれた些細なものとしか思えなくなってくる。まさに「人類はみな兄弟」なのだ。  本書が、普段「国家と民族」を強く主張する日本の右よりのオピニオンリーダーである産経新聞社と扶桑社の発行であることを思うと、思想と学問は別なのだろうかとまた別の意味で興味深く思えた。

Posted by ブクログ

2012/04/15

内容は面白いのだけれど、不十分。 仮説と同定された事実の区別が付いていない。 日本人が具体的にはどこからこの列島に入ってきたのか、というのは、未だに結論が出ていないけれど(例えば、広く言われているのは、寒冷期に陸続になり、樺太方面から陸路で列島に入ってきた説、などがあると思うが、...

内容は面白いのだけれど、不十分。 仮説と同定された事実の区別が付いていない。 日本人が具体的にはどこからこの列島に入ってきたのか、というのは、未だに結論が出ていないけれど(例えば、広く言われているのは、寒冷期に陸続になり、樺太方面から陸路で列島に入ってきた説、などがあると思うが、最近では、最も寒冷な時期でも、海峡が陸続にならなかったのではないか、という説もある。また、神話の類似性から南方諸島の海域経由で入ってきた集団もあるのではないか、とか、そういう説もあるし)、その様々な説を様々な学者からごちゃ混ぜで採集し、さらに骨もなく、聞いた端から編集しました、という感がある。 編集がもう少しよければ、そして、きちんとした監修がされていれば、もう少し面白い、日本人のルーツの多面的な可能性をわかりやすく説明する本になっていたかもしれない。残念。

Posted by ブクログ

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