- 中古
- 書籍
- 文庫
三人熟女 フランス書院文庫
定価 ¥764
495円 定価より269円(35%)おトク
獲得ポイント4P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | フランス書院 |
発売年月日 | 2009/05/25 |
JAN | 9784829616444 |
- 書籍
- 文庫
三人熟女
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
三人熟女
¥495
在庫なし
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
背徳の相姦禁忌に揺れる心情に焦点をあてた作品
さすがは宮園作品、プロローグで早速笑わせてくれる。出たよ、天狗。官能の世界ではあの古典的伝統工芸品「こけし」と同格な天狗に仕掛けが施してある逆転の発想には参りました。これを慣れた手つきで操作し、妄想も交えて悶える叔母もまた淫猥で何とも可笑しい。そしてこれにはちゃんと理由のある設定...
さすがは宮園作品、プロローグで早速笑わせてくれる。出たよ、天狗。官能の世界ではあの古典的伝統工芸品「こけし」と同格な天狗に仕掛けが施してある逆転の発想には参りました。これを慣れた手つきで操作し、妄想も交えて悶える叔母もまた淫猥で何とも可笑しい。そしてこれにはちゃんと理由のある設定と、相変わらず「つかみはOK(死語)」な宮園作品である。しかし、ここから少し様相を異にする。17歳の主人公に対し実母38歳、義母36歳、叔母34歳である。これまでの作品に見られた年の近いお姉さんや妹ヒロインがいないので甘々な「主人公大好き!」攻撃はなく、無節操な言動で暴走するような大笑いの場面もない。むしろ、主人公への想いを深めながら禁忌への抵抗もある(叔母を除く)ヒロイン達の葛藤を描く落ち着いた作風で、宮園作品としても新境地だと思う。事実「主人公が義母を女と意識して見ている」と言う叔母の言葉に戸惑う義母や、主人公と叔母、そして義母との関係を知って驚きながら図らずも「実の息子のおんなになる」ことを決意する、あるいは決意した後の実母の心のあり方などはじっくり丁寧に描かれていると思う。ただ、肝心の情交シーンが少し物足りない。相応にいやらしくて艶めかしい描写もあるが、せっかくの熟女なんだから最後の一線を越えた後は盛大にタガが外れて乱れまくりで貪りあうような場面が、せめて地の文でもいいからあればなぁと思った。最後の4Pにしても、この家族にとっては明るい未来を照らす心地よい結末の果てに訪れるであろう官能のクライマックスと期待した割にあっさり気味だし叔母の茶々入れがちと邪魔だし何しろ途中で終わってしまうのである。物語としては上質で星5つレベルと思ったが、やはり官能成分の物足りなさで星1つマイナスかなぁ。
DSK