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通訳者のしごと 岩波ジュニア新書
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通訳者のしごと 岩波ジュニア新書

近藤正臣【著】

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通訳者のしごと 岩波ジュニア新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2009/05/20
JAN 9784005006236

通訳者のしごと

¥220

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2013/03/20

「通訳」という仕事の実態を知りたくて、手にとった一冊。生まれた年から計算したところ、筆者は現在71歳。筆者が通訳になった頃と今とでは時代がかなり違うと思われるが、それでもこの本を読むことができて良かった。 とりわけ興味深く読めたのは次の3つ。 ①[l]と[r]の発音の仕方(P...

「通訳」という仕事の実態を知りたくて、手にとった一冊。生まれた年から計算したところ、筆者は現在71歳。筆者が通訳になった頃と今とでは時代がかなり違うと思われるが、それでもこの本を読むことができて良かった。 とりわけ興味深く読めたのは次の3つ。 ①[l]と[r]の発音の仕方(P70〜) [l]と[r]を間違えて発音したために、”rice”と”lice”を誤解してしまうという話を聞いたことがあったので、この違いには関心があった。一言で言えば「舌先が上につくorつかない」の違いであるが、本文には当然より具体的に説明されている。 その他、”firstly”を”firstry”と発音しないようにする方法、いわゆる「抑揚」を付けた英文の読み方(”棒読み”では伝わらない)等、英語を話す上で大事なことが書かれている。 ②ヨーロッパの旅(P92〜95) 米国務省での16カ月間の仕事後、筆者はドイツ語の集中教育を受けに欧州へ。この話はたった3ページに収まっているが、欧州滞在への興味を掻き立ててくれるのでは… ③「意味の理論」(P151〜) セレスコヴィッチの有名な通訳理論。通訳時に頭の中で起こっていることを3段階に分けて説明。詳細は本書に譲るとして、印象に残ったのは「通訳者の頭の中に残るのは、発言の内容のみで、用いられた単語・表現は瞬時に消え去る」ということ。これは「個々の単語の置き換え」とは明確に区別される。ここに通訳という仕事の「難しさ」と「醍醐味」が隠れているように感じた。

Posted by ブクログ

2009/11/16

岩波のジュニア新書はあなどれません。通訳について、わかりやすく書かれていながら、単なる夢で終わらない重要な問題にも言及しています。

Posted by ブクログ

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