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てんきごじてん 風・雲・雨・空・雪の日本語
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ピエブックス |
発売年月日 | 2009/05/20 |
JAN | 9784894447394 |
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てんきごじてん
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商品レビュー
4.7
9件のお客様レビュー
これも手元においておいたらなんか風情あっていいなぁっていう感じ。 こういう本、好きだなぁ。欲しい! 旅の空 旅に出た先で眺める空 ⇨同じ空でもいつもと違う場所から見た空は違う空になる気がする! 名残の空 名残惜しい気持ちで別れる時の空 1年を振り返りつつ眺める大晦日...
これも手元においておいたらなんか風情あっていいなぁっていう感じ。 こういう本、好きだなぁ。欲しい! 旅の空 旅に出た先で眺める空 ⇨同じ空でもいつもと違う場所から見た空は違う空になる気がする! 名残の空 名残惜しい気持ちで別れる時の空 1年を振り返りつつ眺める大晦日の空 空、雨、風、雲、雪は自然現象でいつも身近にあって同じもののように思うけれど、日本には四季もあって季節が移り変わるのに合わせてそれらも変化して日々違うものとして存在するのか〜と思うとなんだか良いなぁ☺︎☺︎☺︎ 同じ空でも、季節や時間帯、その時の場所などで こんなにもたくさんの表現があるのか!と思うと、 日本人として生きてるうちにこの言葉たちを知っておいたらちょっと得したみたいで、ちょっと優越感があって日本語っていいなぁと思えそう(笑)
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「雪」の異称には銀華・銀花、雪花、六花、不香の花などがある。その「雪」は、同じ雪でも風に散れば「風花」と呼ばれ、湿気でおおぶりな形になれば「牡丹雪」、溶け残って次の雪が降るのを待つような様を見せれば「友待つ雪」、春になって降る、すぐに消えてしまうはかない雪は「淡雪」となる。 降...
「雪」の異称には銀華・銀花、雪花、六花、不香の花などがある。その「雪」は、同じ雪でも風に散れば「風花」と呼ばれ、湿気でおおぶりな形になれば「牡丹雪」、溶け残って次の雪が降るのを待つような様を見せれば「友待つ雪」、春になって降る、すぐに消えてしまうはかない雪は「淡雪」となる。 降る時期、時間、様子、場所、形、降り方、残り方、消え方。同じ雪でもそれらが違えば、呼び名も変わる。 先年の冬は厳しかった。 大雪のために亡くなった人が多く、作物も雪害を受け、雪解けとなってからは大規模な地滑り被害が出た。 こういった被害を及ぼす雪には「虐雪」という名がついている。“虐”という字にはひどい、むごいという意味がある。 その冬最後に降る雪にも、いくつもの名前が付けられている。 降り納めの雪、雪の果て、名残の雪、雪の別れ、忘雪(わすれゆき)、終雪、降りじまいの雪、涅槃雪。 果て、別れ、忘れ……その言葉を思う時、暖かい春の訪れを心待ちにしながら、しかし、終わってゆく厳しい季節を惜しむような、一抹の寂しさのようなものを感じる。 早く終われば良いと、早く暖かくなれば良いと願いながら、いざ去ってゆくとなると凍えた冬にさえ心が残る。数ある最後の雪への呼び名は、不思議に揺らぐ心模様を表すようだ。 その冬最後の雪の後には、必ず春が訪れる。 雨が降り、冷えるたびに暖かくなり、花が咲き、風が吹き、花が散り、次には青葉が。 空の色も変わっていく。 目まぐるしく変わる天気。季節は巡る。だから日本には驚くほど多彩な、気象にまつわる表現がある。この辞典に収められている、風・雲・雨・空・雪のことばは約1500。それにまつわる表現はさらに膨大に。 これからの季節、私たちはまた、たくさんの風や雲や雨や空を見ることになる。それは、風や雲や雨や空に付いたたくさんの名前を知ること、思い出すことにきっと繋がる。
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日本語ってステキ。雨、雲、空、雪…ただひと文字で表せるものを、膨らませて表現する。その感性を大切にしたいものです。
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