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ロマン派の交響曲 『未完成』から『悲愴』まで 講談社現代新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/05/20 |
JAN | 9784062879903 |
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ロマン派の交響曲
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商品レビュー
3.7
13件のお客様レビュー
本能(体?)でクラシック音楽を感じ、演奏してきた私が頭で理解するために手にした超入門書。 クラシックを聴くだけの人にはちょっと解説っぽいかなと感じますが、演奏する機会のある人には何か感じる部分もあるかも。知識が増える訳ではない。 なお音楽にあまり文学性を見出さない(というか文...
本能(体?)でクラシック音楽を感じ、演奏してきた私が頭で理解するために手にした超入門書。 クラシックを聴くだけの人にはちょっと解説っぽいかなと感じますが、演奏する機会のある人には何か感じる部分もあるかも。知識が増える訳ではない。 なお音楽にあまり文学性を見出さない(というか文学的な思い入れ過多になる見方が苦手)な私には金聖響氏のような解説は結構あっているみたいです。
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『ベートーヴェンの交響曲』(2007年、講談社現代新書)の続編で、スポーツやクラシック音楽に造詣の深い玉木正之と、指揮者の金聖響が、ベートーヴェン以降のロマン派の作曲家のなかから、シューベルト、ベルリオーズ、メンデルスゾーン、シューマン、ブラームス、チャイコフスキーの六人をとりあ...
『ベートーヴェンの交響曲』(2007年、講談社現代新書)の続編で、スポーツやクラシック音楽に造詣の深い玉木正之と、指揮者の金聖響が、ベートーヴェン以降のロマン派の作曲家のなかから、シューベルト、ベルリオーズ、メンデルスゾーン、シューマン、ブラームス、チャイコフスキーの六人をとりあげ、彼らの音楽の魅力について解説がなされている本です。 『ベートーヴェンの交響曲』のように、交響曲を一つずつとりあげてその構成について解説しているわけではなく、作曲家たちのエピソードなどにも触れながら、その魅力をわかりやすく説明するという内容になっています。 「ロマン派とはなにか」というテーマが語られている「プレトーク」、ブラームスの曲のたのしみかたについて語りあった「インターミッション」、そしてウィーンと京都の類似性について論じられている「アフタートーク」では、玉木と金の対談の形式になっていますが、それ以外は金の単著といえるような形式で解説がなされています。 「B級映画のバックに最適」なワグナーが好きだという玉木に対して、「品のある」ブラームスのほうが好きだと金は述べていますが、やはりブラームスの章は金の思い入れの深さがにじみ出ているように感じられます。ただ、上で述べたように一曲ずつていねいに解説をおこなうといったことはなされておらず、もうちょっとくわしく説明してほしいと感じてしまったのも事実です。
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チャイコフスキーの交響曲の章の「快感原則」のお話は面白かったです。演奏する方も、聴く方も気持ちよく聴こえるテンポ、強弱があって、時に、楽譜に書いていない場合がある。忠実に再現するという考え方と衝突が起こるとのこと。オーセンティックな演奏を聴いてみようと思われた方は。金聖響さんの指...
チャイコフスキーの交響曲の章の「快感原則」のお話は面白かったです。演奏する方も、聴く方も気持ちよく聴こえるテンポ、強弱があって、時に、楽譜に書いていない場合がある。忠実に再現するという考え方と衝突が起こるとのこと。オーセンティックな演奏を聴いてみようと思われた方は。金聖響さんの指揮するコンサートに足を運んでくださいとのことです。やはり楽譜がある以上、作曲家の意図したとおりに再現された音楽を聴いてみたいと思います。
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