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隷嬢 人質 フランス書院R文庫
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隷嬢 人質 フランス書院R文庫

甲斐冬馬【著】

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隷嬢 人質 フランス書院R文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フランス書院
発売年月日 2009/05/18
JAN 9784829661055

隷嬢 人質

¥550

商品レビュー

4.7

3件のお客様レビュー

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2009/11/25

既存の類似作品ながら大逆転な結末の破壊力が一線を画す

次に挙げる作品をどれか1つでも既読な諸兄であれば、本作の内容は概ね分かると思う。 『若妻・誘拐-恥辱の42日間(著:鬼木鉄二)』 『若妻と誘拐犯-密室の43日間(著:夏月燐)』 『新妻と誘拐犯-密室の48日間(著:北都凛)』 上記作品との違いは、ヒロインが...

次に挙げる作品をどれか1つでも既読な諸兄であれば、本作の内容は概ね分かると思う。 『若妻・誘拐-恥辱の42日間(著:鬼木鉄二)』 『若妻と誘拐犯-密室の43日間(著:夏月燐)』 『新妻と誘拐犯-密室の48日間(著:北都凛)』 上記作品との違いは、ヒロインが20歳の未婚な大学生で生娘なこと、終盤で大きなドラマ要素があって、勝気な性格で最後まで抵抗を続ける気丈なヒロインがクライマックスでは破壊力絶大の“デレ”を見せること、これに先駆けて主従が逆転するプレイ、つまりヒロインの“ツン”の部分を活かした痴女的女王様プレイがあることなどが挙げられる。ちなみに本作は46日間の凌辱である。 乗馬倶楽部に通う令嬢と倶楽部の元厩務員、主人公の厩務員時代に因縁があって今回の暴挙に出る展開だが、元にあるのは怨恨ではなく歪んだ純愛である。自己中心的な妄想が爆発した傍迷惑な話だが、一見して正反対な境遇の2人に隠された「似た者同士」的感覚が、果てしない緊縛凌辱の合間に時折見られる主人公の優しい言動から感じられ、行き場を無くしたヒロインにとっての唯一の拠り所としてクローズアップされていくまでが上手く挿み込まれている。ただし、ヒロインの心境の変化には若干のストックホルム症候群的要素も感じられる。それでも主人公が賭けに出た窮余の一策によって状況が一変する最後の展開は、これまでの関係を大逆転させるもので、恥じらいながらも気付いた本当の気持ちを告げるヒロインに戸惑いまくる主人公という構図と愛に溢れた情交が読後感をも大きく良好に変えることに繋がっている。上記作品も結末は似たようなものだが、その破壊力には大きな違いがあり、これこそ既存の構成を上手く料理したものと言えよう。時には本文との乖離もある写実的な挿絵だが効果的な場面もあったことを付記しておく。

DSK

2014/07/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

好みのヒロイン: 小笠原紗英(一人しかいないし) 個人的クライマックス: 三十日目の二穴責め レビュー: 最近は、お手軽に複数の女性を楽しみたいという顧客の志向があるらしく、複数ヒロインものばかりだが、珍しくこれは一人を一冊かけてじっくり堕としていくもの。 まぁ、この本が出たころ、こういう誘拐→監禁→凌辱→愛奴エンドもの多かったよね。 とはいえ、服の上からとはいえ乗馬鞭で叩いたり、思い出の万年筆をアナルに突っ込んで電マで責めたりと、ライトな雰囲気の中にもハードな責めがしっかり描かれていて、高評価。 なかなか楽しめました。

Posted by ブクログ

2011/03/19

定番通りの展開だったけど、まあまあ良かった。この手の作品に斬新な展開とかいらないし、こういう作品を読んだのもひさびさだったから素直に楽しめたのかな。

Posted by ブクログ

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