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湖のほとりの小さな町 クワイナー一家の物語6 世界傑作童話シリーズ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 福音館書店 |
発売年月日 | 2009/05/22 |
JAN | 9784834022681 |
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湖のほとりの小さな町
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4年の月日が流れ,1855年~1856年。ミルウォーキーで大学生活を送る15歳~16歳のキャロラインの9ヶ月。 新聞社をやっているミルウォーキーのイライシャおじさんの家には女中さんがいてガスが通り,エレベーターがついている。ミルウォーキーの町にはガス灯が点り,朝は騒々しい都会の喧噪で始まる。何もかも異なった世界。新聞社を営むイライシャおじさんは大変進歩的な考え方の人で,新しい物をどんどん導入し,女性にも教育や選挙権が必要と説き,日曜日は家族で演奏会を楽しんだり,キャロラインには何もかもが新しいことばかり。イライシャおじさんの家族に温かく迎えられ,街の舞踏会や初めての仕立屋なども経験する。 大学は「アンクル・トムの小屋」の著者ストウ夫人の姉であるキャサリン・ビーチャー女史が設立したミルウォーキー女子大学で,文学や数学,自然科学はもちろん,家政学や美容体操などの教育も行われる。お金持ちの令嬢が多く,キャロラインは服装や社交界など知らないことばかりで精神的にも辛いことが多かったと思われる。そんな中でも心をしっかり保って「考えて、考えて、考えぬく」を実践し,よく勉強して優秀な成績で卒業した。彼女が卒業のときに書いた「海」という作文をできれば英文で読んでみたいものだと思った。 大草原の小さな家シリーズでは知り得なかった当時のアメリカ社会の違った側面を知ることができて面白かったので,キャロラインの大学生活が終わり物語が終わった時,読んでいる私までちょっと残念な気持ちになった。
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