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街道をゆく 新装版(39)
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街道をゆく 新装版(39)
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商品レビュー
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6件のお客様レビュー
ニューヨーク、行ってみたいです。 ブルックリン橋、聞いたことがあります。 昔、鎖国をしていた日本に開国を求めた国。 そして、昭和の時代に戦争をした相手の国ですよね。
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「街道をゆく 39 ニューヨーク散歩」司馬遼太郎。朝日文庫。初出1993年。 # アメリカが発見されて、ヨーロッパから多くの人が移民したわけですが、当たり前だけどヨーロッパで幸せに暮らしている人は、あまり移民しなかった。 で、いろいろあってアイルランドから多くの人が移民しまし...
「街道をゆく 39 ニューヨーク散歩」司馬遼太郎。朝日文庫。初出1993年。 # アメリカが発見されて、ヨーロッパから多くの人が移民したわけですが、当たり前だけどヨーロッパで幸せに暮らしている人は、あまり移民しなかった。 で、いろいろあってアイルランドから多くの人が移民しました。 ニューヨークで多くのアイルランド系の人々が、警察官になったそうです。 そして、ハロウィンという習慣は、実はこのアイルランド系の人々がアメリカ全土に広めたそう。 最近は渋谷もすごいことになっています。 不思議なものです。 # 2019年6月に読了。 アメリカは歴史が浅いので、司馬さんワールドに相性が悪いかと思いきや、「アメリカの源流」から解きほぐしてふむふむとさせます。 流石。そんな印象ですが、上記ハロウィンのことなど、もう断片しか覚えていません。 # 以下、閑話休題。私事。 大昔、1980年代。ニューヨークから川を渡ったニュージャージーで、3年間ほど暮らしたことがあります。親の仕事の都合。 ニューヨークも時折、連れられて行きました。9歳〜12歳だったか。 父親と「コーラスライン」を恐ろしく観にくい、多分すごーく安い席で体験した記憶。映画「E.T.」は母親と兄とマンハッタンで見た気がします。 両親はさほど、劇場鑑賞系が好きな訳ではなく。でも子どものためと思ったのか、一生の思い出としてなのか。たまにはブロードウェイに繰り出しました。 たった一度、カーネギーホールに行ったことがあり(親が仕事関係で券を貰ったのか?いつか訳を聞いてみようと思います)。クラシックには、全くなんの興味も無い親であり、家庭でした。当然こちらも何の情熱もなく、市場に売られに行くドナドナよろしく、本音を言えば行きたくもなく、ただ単に引きずられて行ったことを覚えていて。そしてそれ以上に、ずいぶん後ろの方の席で不熱心に聴いているうちに、だんだん、なんだか、そして最後には涙が出るくらいに大感動したことを覚えています。ちょっとそれまでに経験のない興奮と喜び。 前の席の大人の背中と背中の間から、遠く小さく見える指揮者の背中が、魔法使いのような凄みで。その背中は、1990年に逝去するバーンスタインさんでした。生まれて初めての、プロのフルオーケストラ、生体験でした。ひょっとして両親もそうだったのでは…。 そして、恥ずかしながら、だからといってその後、クラシック生鑑賞を趣味にしてる、という訳でもないンですが(笑)。 でも、自分は何の楽器も出来ず譜面も読めず実のところ音痴極まりないにもかかわらず、ロックポップにとどまらずクラシックであれジャズであれ長唄であれ、「分かるか分からないか、では無くて、ええなあー、とか、カッコええなあー、と味わえれば良し」と、極めて優良な、かつ寛大な素人客マインド(?)の持ち主となり、かなりいろいろ買ったり聴いたりココロ躍らせたりと楽しめてこれたのは、ひょっとするとあの一夜のおかげかも知れません。 汚いし、怖い街やなあ、と子供心に感じた場所ですが、ニューヨーク、というかマンハッタンというとそんなシアワセな贅沢、ちょっとキラキラとワクワクな記憶もあります。 まあ、一方でそれにしても汚くて、そしてとにかく貧富の差…、見るからに治安の悪さがオソロシかったんですけれど。ほんと。
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この取材に同行した安野光雅さんの本「ニューヨークの落葉」を 見ていたら、司馬さんの方も読みたくなったので。図書館で文庫本 を借りてしまったので、安野さんの挿絵が小さくてざんねん。 司馬さんの文章が面白かった。安野さんのついての記述も。
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