医者も知らない酵素の力

エドワードハウエル【著】, 今村光一【訳】

• 販売会社／発売会社: 中央アート出版社
• 発売年月日: 2009/05/10
• JAN: 9784813605355

商品レビュー

2019/06/05

胃が複数ある動物の最初の胃は食物酵素胃。食物自体の酵素で消化して、体の酵素製造能力の負担を下げている。
人間の胃も上部はその役目をしている。

酵素製造能力に限界があるので、代謝酵素を十分作るためには、消化酵素を節約する必要がある。代謝酵素が十分あれば病気が治る。
断食療法は消化酵素を節約することで病気を退治する方法。

加熱調理で酵素は失われる。原始イヌイットは生肉を食べているが病気にはならない。

酵素が不足するとすい臓が肥大する。唾液のアミラーゼは消化酵素を補う工夫。
生バター療法、生乳療法、酵素剤のサプリ。
生の食品の決め手は酵素。カロリーに比例するので生野菜の酵素では量が足りない。
低温殺菌牛乳でも酵素は死滅する。

加熱していない蜂蜜、生の牛乳、生チーズ、完熟バナナ、生の卵黄、アボカド、なつめ、いちじく、殻付きの木の実、マンゴー。
搾りたてのフレッシュジュース
火を加えるにしても蒸す程度。茹でると温度が上がりすぎる。水分を加えると大きく破壊される。
生の果物、生の野菜、ライ麦パン、シリアル、生卵。

動物は火を加えた食べ物を選ぶ＝味覚だけで食べ物を選ぶと健康を損なう。

酵素で治す酵素医学。
パンクレアチン8～10錠。生の膵臓100～150g。イースト菌。タカジアスターゼは酵素だった。

発芽と酵素抑制物質。種は発芽まで酵素が発現しない。リスが木の実を土に埋めて食べる理由。

代謝活動の増加（運動、食べ過ぎ）は尿への酵素排出量が増えて寿命が短くなる。

塩は食物酵素のはたらきを促す＝加熱した料理は塩を要求する。