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人間失格 「それでも生きる」50のことば
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ゴマブックス |
発売年月日 | 2009/05/10 |
JAN | 9784777113705 |
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人間失格
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
この本は、第1部で太宰作品の名言が載っているので、作品を読んだことがなくても楽しめる。第2部で『人間失格』の小説が載っていて、人間のずるさや弱さなどが描かれている。死にたい主人公の気持ちは読む人によっては重たいかもしれないけど、コミカルな部分もあるので楽しめた。
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ピース又吉がこの本と出会って、人生が変わっていたというのを聞いてからずっと読んでみたかった人間失格。初めて読んだが正直難しい。わたしとは全く違う感じ方をしながら生きている、と思った。人と違う、でも他と同じ『人間』を装い、演じながらも生と死と向き合って葛藤する主人公の大庭葉蔵。この...
ピース又吉がこの本と出会って、人生が変わっていたというのを聞いてからずっと読んでみたかった人間失格。初めて読んだが正直難しい。わたしとは全く違う感じ方をしながら生きている、と思った。人と違う、でも他と同じ『人間』を装い、演じながらも生と死と向き合って葛藤する主人公の大庭葉蔵。この人が太宰治とイコールではないけれど似通ったところがあると聞き、第二の太宰治の生涯を追うつもりで読んでみた。その中で最後のあとがきの他者(記者)目線の話がとても話を不思議に思わせてわたしはとても素敵だと思った。 様々な思考、表現が溢れている現代とは違い、何らかの制限がありながら生きていた昔。そんな昔にこの本が書かれたことに驚いた。いや、昔だから書けたのだろうか、あの時代に生きた太宰治だからこそ、この本を書けたのだろうか。現代に生きるわたしですらついていくことのできない世界観に昔の人はさぞかし太宰治という人間を異端に感じたのだろうと思った。 まだまだ太宰治についてなんてなにも知らないけれど、これが後期の太宰治か。とその一言でもう十分な気がした。また改めて読み直したい。その時わたしはこの本を何を求めて開くのだろうか。そして何を感じ、何を考えるのか。それはミライのわたししか知らないこと。とても楽しみである。
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