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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | アスコム |
発売年月日 | 2009/04/16 |
JAN | 9784776205487 |
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
表紙に“暴に×”なんて意匠が入っているため、 パッと見ではふざけた感じに見えますが、中身は至極真っ当。 2009年当時の、日本を取り巻く状況が、非常によくわかります。 そして、今はそこから危険水域は跳ね上がっているであろう、ことも。 それを語る登場人物は、、 元陸将・松島...
表紙に“暴に×”なんて意匠が入っているため、 パッと見ではふざけた感じに見えますが、中身は至極真っ当。 2009年当時の、日本を取り巻く状況が、非常によくわかります。 そして、今はそこから危険水域は跳ね上がっているであろう、ことも。 それを語る登場人物は、、 元陸将・松島さん 元海将補・川村さん 元空将:田母神さん という、国防の最前線で戦ってこられた、トップの方々。 その方々を、“そこまで言って委員会”の勝谷さんがコーディネートした内容です。 共通して感じたのは、軍人は徹底的なリアリスト、ということ。 大事なのは、何か起きてから対応するとの対処療法ではなく、 何が起きても大丈夫なようにしておく、という心構え。 今週末の都知事選投票の前に読んでよかったとあらためて、 “危機管理”とは何かということを、リアルに体感できました。 「和をもって尊しとなす」とは、日本人のエトスの一つと思いますが、 「和」は決して「同じる事」では無いということも忘れてはいけないかと。 この辺りを意識的にも無意識的にもごっちゃにして、 近隣諸国だけに迎合してきたのが、戦後ではないでしょうか。 波風を立てないのが「和」であると勘違いして、、 なんてことをあらためて感じさせてくれた内容でもありました。 日本人であるならば、今考えておかないといけない感じた、 そんなテーマが満載な一冊でした。 もう一つ興味深かったのが、地図を逆さにしてみようと。 そうすると、日本が“蓋”になっているのが、よくわかります。 やはり地政学、興味深いです。
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陸・海・空の元将官で、現在も言論活動を続ける3人がジャーナリストを交えて国防の現在と将来像を語り合う座談会本。座談会形式ではあるが、非常によく論点が絞られており、日本の国防に関する問題点と将来的な改善への道が明確に見えてくる良書である。 日本は地政学的に見て、極東アジアの太平...
陸・海・空の元将官で、現在も言論活動を続ける3人がジャーナリストを交えて国防の現在と将来像を語り合う座談会本。座談会形式ではあるが、非常によく論点が絞られており、日本の国防に関する問題点と将来的な改善への道が明確に見えてくる良書である。 日本は地政学的に見て、極東アジアの太平洋(アメリカ)にとっての蓋となっているという指摘はもっともであり、それゆえにこの国でいかにして防衛を行なうかが、世界のパワーバランスを左右するカギとなっている。国民はこの事実を直視しなければならない。その意味では、米軍基地が日本国内に存在することは重要な意味を持つ。グアムに移転したのでは、防衛線としての日本の機能は相当に削がれることとなる。 核保有の議論も国防上重要である。NPTがあるとはいえ、紛争が世界中で起こっている現状を見るに、核を世界から廃絶するという思想は現実的ではない。核保有は、その使用のためではなく、外交カードのひとつとして考える必要がある。しかし、本書でも述べられているように、日本が独自で保有する必要はなく、ヨーロッパで行なわれているシェアリング・システムや、アメリカとの協働によるデュアル・キー・システムの導入によって十分その機能を果たすことができる。こういった手段を知ることができたのは、最も大きな収穫であった。 こうした議論の大前提には、平和とは戦力の拮抗によって起こる「現象」である、という認識がある。日本人が「平和」でいられるのは軍事大国同士の狭間に位置するからであるという事実を、国民は改めて知るべきであろう。
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自衛隊のトップだった方達の座談。 しかし、日本ってヘンな政治家が作った軍隊を よく運用しているなと思う。
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