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国際紛争 理論と歴史
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 有斐閣 |
発売年月日 | 2009/04/10 |
JAN | 9784641173552 |
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国際紛争
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商品レビュー
4.3
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【117冊目】ハーバード大学で用いられている国際関係論の本。外務省に就職した後輩に勧められて買ったのですが、しばらく積読状態に........。仕事の関係でbackground readingとして再び読み始めたのです。 前半は歴史の分析、後半は現代の国際社会が直面している問題の理論的考察と未来予測といったところでしょうか、ざっくり言うと。 いやぁ、とっても分かりやすくて、さすがの一言に尽きる。「この本を読んでいない人とは、国際関係論の話をしても意味がない」と思えるぐらいに必要事項を網羅している感じ! 新しい版が出ているみたいなので、欲しいなぁとちょっと思ったり.....この第7版は、2007年くらいまでの記述で止まっているのよね。それからも世界は重大な局面を何度も迎えています。ちょっと思いつくだけでも、 ・2010年 タイのクーデター ・2011年 アラブの春、ビン・ラディン殺害、東日本大震災と原発事故、ギリシャ危機 ・2013年 スノーデン・リーク、ブラジル全土でデモ発生、アルジェリア人質事件 ・2014年 ウクライナ危機、ISの勢力拡大、タイのクーデター こういった出来事がこの教科書でどのように位置づけられるのか、ぜひ読んでみたいです。 様々な示唆に富んだ本書で、色々と物の見方を変えてくれますが、最後の一節「正義と秩序はしばしば、民族自決の問題をめぐってさえ対立する。」が結構目からウロコでした。JusticeとOrderのDichotomyは、僕に取って新たな考え方のフレームでした。
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評判通りの本で、内容が濃い。 気軽に読める本という訳ではないが、得るものが多い本でおもしろい。 一度で頭に入るような内容ではないが繰り返して読むに値する。
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無料の情報源が豊富であることと信ぴょう性が重要であることが示唆するところは、以前ほどソフトパワーが物質的資源の単なる関数ではなくなってきている。 ラジオ局を占拠するために武力を行使するといったハードパワーで、ソフトパワーを生み出せる。 情報革命は国家間のパワーを均等にしなかった。...
無料の情報源が豊富であることと信ぴょう性が重要であることが示唆するところは、以前ほどソフトパワーが物質的資源の単なる関数ではなくなってきている。 ラジオ局を占拠するために武力を行使するといったハードパワーで、ソフトパワーを生み出せる。 情報革命は国家間のパワーを均等にしなかった。 1998年に、モスクワのインターネットアドレスが国防省とNASAの秘密情報の盗難事件に関与していると、アメリカ政府が不満を述べたとき、攻撃をしかえたとされる電話番号は使われていない、とロシア政府は回答した。 サイバー上の脅威と潜在的なサイバー戦争は、現代社会のより一層の脆弱性と統制の不能を示している。 もしインターネットが脱国家的集団を強化するとすれば、それは世界政治にどのように影響するか? 20世紀の安全保障と21世紀のそれでは、どのように異なるか?
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