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片隅の迷路 創元推理文庫
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片隅の迷路 創元推理文庫

開高健(著者)

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片隅の迷路 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2009/04/13
JAN 9784488486013

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商品レビュー

3.4

5件のお客様レビュー

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2024/11/01

再審請求 冤罪事件 今話題だし無罪確定の事件も記憶に新しい 開高さんが書いてるとは、知らなかった 犯人を作り上げて行ってしまう構図って共通してるのだなと改めて思った

Posted by ブクログ

2017/10/26

開高健はベトナム戦争関係のものばかりを読んでいたのだけれど、ある日アマゾンさんに勧められ、面白そうと思って購入した。 …いやぁ、夜読むのもしんどいけれど、朝の通勤電車で読むともっとしんどい。一日中暗い気分。 何だろう、見えない、大きな敵。 実際にあった冤罪をモチーフに書いている...

開高健はベトナム戦争関係のものばかりを読んでいたのだけれど、ある日アマゾンさんに勧められ、面白そうと思って購入した。 …いやぁ、夜読むのもしんどいけれど、朝の通勤電車で読むともっとしんどい。一日中暗い気分。 何だろう、見えない、大きな敵。 実際にあった冤罪をモチーフに書いているんだけれど、昭和20年代前半からマスコミがこうなら、今なんて本当どうなっちゃうの?っていうくらい劣化。 善良な市民を為政者が信じていないように、マスコミも善良な市民を信じていないのだ。 …じゃあ善良な市民っているの? しんどいので、読み始めてから終わるまで時間がかかったけれど、それはのめり込みすぎる結果のため。 推理小説ってあるんだけど、私の中の推理小説って、最終的には解決、すっきり、割とハッピーエンドというイメージで、この本はもう全然違うから、先が怖くて怖くて、読み進めて、最後ぐったりでした。

Posted by ブクログ

2017/07/25

結論がない分、小説としては弱いと感じるものの、現実にあった免罪事件のルポルタージュと知って読むとリアルに怖い。読後に、ああ、あのラジオ商殺しというやつの話だったのかと知り、他人事だと思ってなんとなく見聞きしてはいたものの特に興味を示すでもなくやり過ごしていたニュースタイトルの遠い...

結論がない分、小説としては弱いと感じるものの、現実にあった免罪事件のルポルタージュと知って読むとリアルに怖い。読後に、ああ、あのラジオ商殺しというやつの話だったのかと知り、他人事だと思ってなんとなく見聞きしてはいたものの特に興味を示すでもなくやり過ごしていたニュースタイトルの遠い記憶が蘇った。 昔の話だろ?と思うことはできない。組織、権力とは時としてこういうものなのだと思う。結局のところ一個人がこういったものに巻き込まれてしまったら逃れる術はないのかもしれない。それが本当に怖い。事件の顛末は今でも詳しく知らないけれど、結局真犯人は見つからず終いだったのだろうか。どこかで大きな力の闇の取引が行われていたのだろうか。。。。 物語中に腑に落ちない点はたくさんあるが、事実がそうならば仕方がない。 良心的な力作ではある。

Posted by ブクログ